7月8日㈫
この日の音響芸術科の授業『コンサートビジネス』に
シンガーソングライターの笹木ヘンドリクスさんが来校されました。
笹木ヘンドリクスさんは、今年6月11日にビクターエンタテインメントより
『星のかけら』でメジャーデビュー。
一昨年の音響芸術科の授業『ライブ制作実習』にも出演していただいた
東放学園音響専門学校とも縁のある今注目のアーティストです。
『コンサートビジネス』の授業では
コンサート業界の仕組みやイベント制作の流れについて学びます。
この日は、笹木さんのデビューまでのいきさつや、
自身の経験のもとアーティストと現場スタッフの関わり方などを語ってくれました。
アーティストから現場の声を直接聞くことができる貴重な機会だけあって、
スタッフを目指す学生たちはとても真剣に聞き入っていました。
そして、授業内でスペシャルアコースティックライブを開催!
デビュー曲『星のかけら』をはじめ
忌野清志郎や安室奈美恵の曲も披露して下さいました。
さまざまに変化する声に学生たちも魅了されていました。
笹木ヘンドリクスさんは今後TSUTAYA O-nest などでのLIVEが決定しています。
みなさんもぜひ足を運んでみてはいかかでしょうか!
詳しくはコチラ⇒ 【 笹木ヘンドリクス OFFICIAL SITE】
〈kami〉
音響芸術科1年生の授業「ライブスポットリサーチ」
この授業はコンサートに特化した授業で、
ライブハウスやホール、アリーナ、スタジアムなどの
会場の特徴や特質などを学びます。
この日はアリーナについて。
日本武道館や国立競技場、さいたまスーパーアリーナ、
横浜アリーナ、代々木第一体育会などの
収容人数や会場費などを解説していました。
授業の後半にはさいたまスーパーアリーナでのライブ映像を実際に見て、
アリーナクラスのコンサートでかかる費用や
観客を動員する大変さを学んでいました。
コンサートを開催するためには、企画力はもちろんのこと、
予算の組み立てや、チケットの販売方法、宣伝方法、
現場の運営などのスキルが必要になります。
つまり、コンサートを企画し開催するには
まず会場のことを知る必要があるのです!!
この授業は普段学べない会場について学ぶことができる
音響専門学校ならではの授業です。
〈kami〉
音響技術科2年生の『レコーディング技術論』という授業。
この授業はレコーディングスタジオのシステムや録音機材の中身、
各種エフェクタの効果、モニターバランスによる曲のイメージ創りなど、
レコーディングの現場で必要なる知識やテクニックを身に付ける授業。
5月28日(水)の回は特別編!
ゲストとして数多くのアーティストのレコーディングを
手掛けている吉田 保 氏をお迎えして講義を行っていただきました。
授業では吉田氏自らが手がけた曲を学生に聴かせることで、
録音の際のマイクの角度やポジションの設定の仕方、楽器の特徴に
合わせたマイクの選び方、ミックスや演出の方法など、良い音を作るための条件を
細かく説明してくださいました。
滅多にない貴重な機会、学生も積極的に質問をしていきます。
吉田氏は学生の質問に分かりやすく答えてくださいました。
今回の授業は学生にとって貴重な時間になったと思います。
今後もこのような機会がある時には、積極的に参加していって
もらいたいですね。
吉田 保 氏のプロフィール及びインタビューは
『Rock oN – People of sound-』をご覧ください。
〈Numa〉
音響技術科1年生の授業『ビデオ制作』は
PV、ドラマ、バラエティー等の映像作品を作る授業です。
クラスを複数の班に分け
企画から撮影・編集まで自分たちで作りあげます!
ホワイトボードを使ってコマ送り撮影をする班がいたり・・・
歌を歌っている班がいたり・・・
LEGOを使った班もいたり・・・
なにやら小道具を作成中の班がいたり・・・
体を張って撮影する班がいたり・・・
真剣に編集作業をする班も!
どの班も工夫をこらして作品作りに取り組んでいました。
どんな作品が出来上がるのかとても楽しみですね!!
〈kami〉
音響技術科2年生の『音響技術実習Ⅱ』の授業にお邪魔しました。
今回から新しいスピーカーになり、
d&bというメーカーのQ-Seriesを使っていきます。
高音を出すスピーカーが約20㎏、低音を出すスピーカーが約40㎏もあります。
2年生はこれからこのスピーカーを使って実習をしていくので、
生徒自身で出来るように積み方を学んでいきます。
まずは、ケガをしないように準備運動!
最初はこの状態からスタートです!!
徐々に積み上げていきます。
高くてとどかない場合は足場を使ったりもします。
完成しました!↓↓
配線してみるとこんな感じ↓
はじめての作業で戸惑い、重いものを持ち上げるのにも苦労していましたが、
自分で積み上げたスピーカーから音が出たときの感動や達成感が得れたのではないかと思います。
今後の授業ではミュージシャンの方を迎え、
セッテイングして本番のように行っていくことになります。
そのため、積むのにも慣れていき、サッと準備ができるように頑張りましょう!!
〈Pong〉