当校の学生は現在夏休み真っ只中!
しかし、一部の学生はその夏休み期間でも授業を行っています。
8/19~8/20、8/24~8/26の期間、2年生の『PAゼミ』では、
ホール実習を『セシオン杉並』にて行っています。
ホール実習では、実際にバンドさんをゲストでお呼びして行います。
バンドセットのセッティングやスピーカーの組み立ても自分たちで行っていきます。
実際にバンドさんが演奏をするとき学生達は、客席真ん中にある『ハウスミキサー』、
ステージ横にある『モニターミキサー』のどちらかやりたい方を選んで実習を行っていきます。
普段PAゼミの授業を行っている『Studio Dee』や『PA実習室』とは違う環境、
外部の大きなホールだと音の響き方も変わってきます。そのことを考え、バランスも取りながら
学生達はPAを行っていきます。
モニターミキサーを行っていた一人の学生は、ドラムのゲストさんにどのような音を
返してほしいか聞いたところ、自分で考えた音を返してほしいと言われたとのこと。
その音を良かったと言われた時は本当に嬉しかったとのこと。
このようにこの実習は学生にとって良い経験が出来る場となっています。
また、8/19~8/20の二日間は、当校入学希望者のPA実習授業見学会も
併せて行われました。先生の説明を聞きながら各楽器セットの見学や
ミキサーの見学等を行い、学生たちが実際にPAを行っているところを
見学しました。その後は実際にPA体験!
大きなホールで実際にバンドさんを入れてのミキシング、
気持ちが高ぶらないわけがありません!アーティストさんが求めている音はどのようなものだろう?
会場のお客さんが求めている音はどのようなものだろう?様々なことを想像しながらミキシングするのは
とても難しかったと思います。しかしながら、先生に助言をもらいつつのミキシングしている
来場者の皆さんの真剣な顔は格好良かったですし、良い音が出ていたと思います。
それ以上に皆さんとても楽しんでいた様子でした。
セシオン杉並でのPA実習授業見学はこの二日間で終了してしまいましたが、
9/3~9/4には『コンサート照明・映像・PA実習見学』が開催されます。
是非こちらのイベントにも足をお運びください。
(申し込みは下記リンクより行えます)
コンサート照明・映像・PA実習見学(江戸川区総合文化センター)
9月3日(木) 13:00~15:00、17:15~19:15
9月4日(金) 12:30~14:30、16:45~18:45
〈Numa〉
『音響効果・MA実習』『コンサートPA実習』とご紹介をしてきた
2年生の実習授業ですが、最後の一つとなります『レコーディングスタジオ実習』を
ご紹介いたします。
『レコーディングスタジオ実習』では、レコーディングスタジオのシステムと
作業の流れを理解し、実践的なバンド録音を学んでいきます。
この日はドラムの録音を行っていました。
学生は自分なりにこれが良いと思う『サウンド』を作っていきます。
学生が作りたいと考えている『サウンド』に近づけるための
アドバイスを先生は細かいところまでしてくれます。
エンジニアに求められるものはただ『サウンド』を作ればいいというものではありません。
エンジニアには、アーティストが求めている『サウンド』の実現のためにアーティストの意向を
キャッチする能力も必要です。
そのため、多くの技術はもちろんのこと、アーティストと会話をするための
コミュニケーション能力も必要となってきます。
学生たちは授業で様々な『音』を聴き、作り、そして考えていくことにより
自分がベストであるという『音』をこのレコーディングの実習を通して見つけていきます。
〈Numa〉
卒業制作
梅雨に入りじめじめした時期に突入しましたが
当校の学生は元気いっぱいです!!
そんな今回は音響芸術科2年生の卒業制作の授業に
お邪魔しました!
前期、後期の通年で行われるこの授業。
11月の本番に向けて着々と準備が進められています。
3クラス合同で5ジャンル6班に別れ、会社のような形式で
作業して行きます。
ジャンル毎の会社(=班)分けを行い、社名を考えました。
メンバーは、社長、副社長(会計)、①プロデュース、
②コンサート制作、③広報・宣伝といったセクションを
決め①音盤制作 ②コンサート制作 ③広告制作
を行っていきます。
制作チームの学生はブッキング、タイムスケジュール作成、
中間プレゼンテーション資料作りに大忙し!
企画内容についてやどのようなアーティストを
ブッキングするか入念に話し合いが進められます。
どのようなイベントが出来上がるか今から楽しみです。
次回からは各会社の様子をお届けできたらと思います。
<h&m>
先日ご紹介した2年生の『音響効果・MA実習』に引き続き、
今回は2年生の実習授業の『コンサートPA実習』の模様をお届けいたします。
この授業では、アナログとデジタルの仮設PAシステムを理解し、
ライブ・コンサートの音響を中心に学んでいきます。
また、実際にミュージシャンをゲストとしてお招きして、
より「現場」に近い形で授業を行っていきます。
その授業風景を覗いてみました。
先生から機材の使用方法の説明を受けています。
それを学生は漏らすことなく聞き取りメモしていきます。
マイクの電池交換をしています。
先生から実際のマイクの金額について説明を受けた後、
学生は驚きの表情を浮かべ、その後の学生のマイクを扱う手つきが
明らかに変わりました(笑)とても慎重に電池交換を行いました。
一方、この隣では・・・
7月下旬~8月初旬にかけて行われる、音響(PA)の
唯一の国家試験である『舞台機構調整技能士』の試験対策を行っていました。
試験が2年生音響技術科と音響芸術科のどちらも受験可能なこの国家試験、
音響技術科に関しては、約半数の学生が受験を予定しています。
ナレーターの声を
受験者がミキシングをしていきます。
学生たちは授業内での対策授業だけでなく、
スタジオが空いている時間等を利用して試験に備えています。
是非とも全員合格を目指して欲しいものです。
今回はPAに特化した実習授業『コンサートPA実習』の
模様をお送り致しました。
次は『レコーディングスタジオ実習』の授業の様子を
お届けできればと思っています。
〈Numa〉
2年生の実習授業では、1年次の実習授業で身に付けた
音響全般の基礎的な技術を使用して、レコーディング・PA・MAなどの
各音響分野を専門的に学んでいきます。
その中で今回ご紹介するのは『音響効果・MA実習』です。
この実習では、MAスタジオを使用したテレビ番組やCMなどでの
作業の流れを理解し、MA技術、ミキシングを学んでいきます。
ドラマの映像を題材に音の編集を行っています。
録音する音を作るための部屋であるブースをマシンルームから覗くと
何やら紙とマイクに向き合っている学生がいました。
この学生はドラマのナレーションを録音しているところでした。
この部屋でナレーションを行い、写真奥のマシンルームで
録音や編集を行います。
録音したナレーションをどのように入れるか、班全員で考えます。
ナレーション録りが終わり、先生からアドバイスや次の過程についての
説明に聞き入っています。
今回は2年生の『音響効果・MA実習』の授業の一部をご紹介いたしました。
また、同じく2年生の『コンサートPA実習』や『レコーディング実習』等も
併せてご紹介できればと思っております。
〈Numa〉