もうすっかり春ですね。
少し前になりますが、12月の音響効果実習ゼミの様子を紹介します!
このゼミは音響技術科の2年生が受講することができます。
今回は映像に合わせて効果音をつけていました。
こういった作業は初めて見たので見入ってしまいました!
まずは足音を録っています。
アナウンスブースにはカーペットが敷いてあり、一部カーペットをめくられる箇所があります。
そこにはコンクリートの床があり、足音を録ることができます。
次に衣服です。
歩いているときの衣服の擦れる音を録ります。
コートを持ち、揺らしたし擦ったりして表現しています。
次にアクセサリー類です。
キャラクターによっては、ベルトにアクセサリーがついていたり、
腰に刀を携えていることもあるのでその音も録ります。
録音が終わったら動画に合わせて聞きました。
同時に聞くと迫力が違いました!
最後に、ゾンビが人を食べるシーンを録音しました。
あの特徴的な音がどうやって作られるのか楽しみです。
まずはキャベツを齧り、人が齧られている音を録ります。
新しいキャベツをそのまま齧ります。(食べていません)
ただ齧るだけでなく映像の動きも音で表現します。
次にトマトを使って血肉の音を録ります。
飛び散る感じや生々しさが伝わります。
次にレモンを使ってさらに生々しさを表現していきます。
あのさっぱりしているレモンでも、聞き馴染みのあるグロテスクな音が聞こえました。
その後のレモンです。
そしてセロリを使って、肉の千切れる音を表現しています。
隠れて見えませんが、セロリも丸々一本豪快に使います。
まさかあのグロテスクな音が野菜を中心に作られているとは思いませんでした。
皆さんもホラー系のゲームや映画を見るときは、
効果音にも注目して聞いてみましょう!
最後に有志でゾンビシーンを録音したメンバーです。
汚れないようにツナギを着ています。
とても似合っていますね!!
<Anc>
こんにちは。
今回はオンライン授業の収録風景をお届けしたいと思います。
1年生音響芸術科の講義である業界特別講座の収録で、
DRC合同会社より岡田早紀子さんにお越し頂きました。
業界特別講座では、音楽ビジネスで活躍している方たちをお招きし、
ご自身の業務内容や現場での体験など、音楽ビジネスについて幅広くお話しいただき、
在校生は生の声を聞くことで、自分の目指すべき目標を再認識するための講座となっています。
岡田さんはアーティストのファンクラブ運営やライブグッズ制作などを手掛けています。
講義の中ではファンクラブ業務を中心に実際の会報誌の制作や
デジタルコンテンツ、レコード会社の役割、ライブ配信についてなど、幅広くお話いただきました。
岡田さんは音響専門学校の卒業生で、ファンクラブの仕事の事以外にも就職活動の事や、
学生の内からやっておくと良い事、仕事をする上での求める人物像など学生にとって、
とても貴重なお話をしてくださいました。
一年生の皆さんはこの業界特別講座をしっかり受けて自分の目標を定めて下さい。
<SS>
本日は、1年生音響芸術科『ライブ制作実習』の様子をお届けします。
この授業は、1日のライブイベントを制作してもらうという実習形式の授業です。
企画の立案から出演交渉、当日の進行から精算まで、1本のイベントを制作するために必要な基礎知識を、座学だけではなく実際に制作活動をする中で学んでいきます。
講師の先生から予算書や精算書について教わっています。
グループを作ってそれぞれの役割に分かれて話し合いをしていきます。
いいイベントが出来るように頑張ってください!
<MH>
学園祭の準備で校内が慌ただしくなってきました。
今年の学園祭は11月1日(日)にオンラインでの開催になります。お楽しみに!
さて、本日の授業風景は「PA基礎演習」です。
この実習ではイベントやライブ、ブライダルなどの音響について学習します。
今回お邪魔した時はデジタルコンソールのセットアップの授業でした。
デジタルコンソールとは、今主流となっているミキサーのことです。
軽くて小さいのに沢山の機能が扱えるのが特徴です。
各チャンネルの名前や、ミキサーの設定などを行っていきます。
今までは実際に配線していたものが、指だけの操作になり、感動する一面もありました。
授業の最後のほうでは、今日やったことを一から復習したり、学生同士で教えあったりしていました。
デジタルコンソールはこれまで操作していたアナログコンソールと違って、設定しなければならないことが多いので、覚えることが沢山あります。
しかし、覚えてしまえば、信号の流れはアナログと一緒です!
負けずに頑張りましょう!!
<Anc>
本日は音響技術科1年生の「TV音声・MA基礎演習」の様子をお届けしたいと思います。
この授業ではTV音声の収録や、BGMやナレーションなどを編集するMAについて学習します。
お邪魔したときは音声収録に使われるENGのセットアップの授業でした。
ENGとは、路上インタビューや、ドラマのロケーションなどの収録に使用する機材のことです。
教科書を読みながら操作方法を確認しています。
PAやレコーディングの実習ではコンソールという共通点がありあしたが、
ENGではコンソールではなく、ポータブルミキサーなのでこれまでとの違いに苦戦しています。
このENGのセットアップは後期の試験になり、制限時間が設けられています。
学生のなかには、早さを意識している学生もみられました。
皆さん試験に向けて頑張ってください!
<Anc>