照明クリエイティブ科に続いて、山中湖入りした放送技術科2年生。
役割分担をし、間髪入れず作業開始。
屋外ステージの手前では、担当職員と何人かの学生が集まって、ミーティング。
さあ、何が始まるのか、というと・・・
「トラッキングレールシステム」通称「移動車」「レールドリー」などと言われている、特殊撮影機器のスタンバイ。
これは、今回のようなライブステージや、ドラマの映像製作では、使用しないことはない、というくらい、非常にメジャーな機器。
ちょうど、鉄道のレールのような基台を敷き、その上に移動車を滑らすように移動させ、被写体に対して、もっぱら、横に移動しながらの撮影を達成するもの。
この作業の難しさは、ただ単純に敷けば良いわけではない、ということ。
移動車をスムーズに、また、カメラワーク全体もスムーズに行うためには、いかに、レールを「平ら」に設置するかが課題でしてね、見た目、概ねまっすぐとか水平ということではなく、極めて精密に平らにレールを敷くことがポイント。
ですから3枚目の写真のように、水平水準器を使って、丁寧に作業を進めます。
一方、別のスペースでは、映像・音声収録システムを構築する作業がスタート。
4枚目の写真のように、まずは、機材を置くテーブルの設置から。この配置、少しでも良い収録環境を構築するための、大切な要素です。