素早くてきめ細かい
2011年8月20日 実習風景,照明クリエイティブ科
さて、照明バトンが降りると次は、灯体の吊り込み開始。あらかじめ決められた「吊り位置」に、灯体を設置していく作業です。
同時に、「回路(電源線)」を繋いだり、色をつける灯体には「カラーフィルター」を取り付けたり・・・。これが1枚目と2枚目の写真。
まあ、あれですね、手前ミソ的な話で恐縮ですけれども、作業の学生、例外なく動きが速くてですね、写真撮るのが、結構大変なのでございます。
続いて、3枚目の写真。
若干、オーバーラップする様に行われる次の作業は、「回路チェック」「点灯チェック」。
デザインされた通りに、あるいは、結線された通りに、各々の灯体が点灯するかどうかを確認します。
それらが終了し、照明バトンが上げられる前には、再び、大事な安全作業。灯体の落下防止用チェーンの確認です。
照明バトンには、3つのネジ、つまり3つのアクションで、しっかりと据え付けられるのですけれど、さらに落下を避けるために、物理的にも視覚的にも、安全を確認・徹底するために、専用のチェーンも掛けられるのです。これが、すべての灯体に対して、正確に施されているかを、確認するわけです。
4枚目の写真。バトンが上がり、「照明シュート」の作業。
いくつか並ぶ脚立の上には、それぞれ学生が昇っていて、灯体の向きなどを、丁寧にきめ細かく調整していきます。