クラッカーの中身を反復・・?

2011年4月4日 実習風景,放送技術科

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 一昨日に紹介させていただいた、入学式の映像・音声制作業務のスタンバイ。
 機材の設置も終わり、電源線や映像信号などの各信号線もつなぎ・・・、という作業を経て、いよいよ、電源投入!

 ・・・で、これで終了ではなくて、今度は、各機器が正しく動作するかどうか、あるいは、事前の設計通りに信号のやりとりが行われているかどうか、そして様々な信号や規定値の範囲内であるかどうか、これらの確認・調整作業に入るわけです。
 もちろん、学生が主体的に行う実習の1つですが、担当する教員がアドバイスをしながら、丁寧にそれらの作業を進めていきます。これが1枚目の写真。
 
 そして2枚目の写真。カラフルな各種ケーブルが結い集まり、まるで「滝」のように、いや、あの「クラッカーの中身」が近いかな? まあどうでも良いのですが(苦笑)、必要な結線を施していくと、こんなふう。
 
 ここまで、いろいろと設置し結線し、
「このまま、そ〜ぅっと、現地のホールまで、持って運んで・・・」なんて事ができるわけでもなく、ちゃんと、元に戻します。これが3枚目の写真。
 運搬するために元の状態に戻して、現地に運搬してから再び作り上げる、という反復的作業。
 
 一瞬、「あ〜あっ」を感じますが、この繰り返しが実践での勉強、そのもの。学校では特に欠かせない事だと思います。