方々で頼られる「軍手」

2011年1月24日 実習風景,照明クリエイティブ科

IMG_1244sIMG_1271s
 前回紹介したパッチの作業が終わると、設定した通りに、あるいは配線した通りに灯るかどうかをチェック。
 設定も配線も正しい・・・と色々確認をして、それでも点灯しない場合、それは「球切れ」している可能性が高いのです。そこで「球の交換」を。もちろん、学生自らが行います。
 この灯体は、棒状(ダブルエンド型)のハロゲン電球を使用していて、2つ1組。学生の手の奥に1つの電球が見えて、手前側の1つを交換している、というのが1枚目の写真。電球に手の油脂が付着すると、その部分が過剰加熱して破裂する場合があるので、比較的綺麗な軍手を使用しての交換です。
 
 準備が整うと、次は、授業を担当する講師の先生から、それぞの灯体や「当て方」に関しての詳細な説明がスタート。
 ただ、2枚目の写真のポイントは、脚立の足につけられている「軍手」。
 出演者が素足で上がるかも知れない、そして大切な美術セットの床を、汚したり傷をつけたりしないようにするための対策です。

(写真をクリックすると、拡大表示します)