さて、実習授業「スタジオ番組制作」でのガイダンスを一通り終えた後は、次は、美術セットの建て込み。
今年度のテレビスタジオフルHDTV化に合わせるように、ドラマセットも新調。この授業に関しては、美術セットの建て込みは、テレビ美術科(本年度2年次まで演出デザイン科)の学生ではなく、放送芸術科の1年生に職員6名が加わっての共同作業です。まずは、床の部分から作業開始。
床の作業の次、壁用のパネルを建て始めた様子です。これが2枚目の写真。ちょうど外側からのアングルですけれど、この部分が、今後、徐々に明らかになる「ベランダ」。基本的にはカメラに写らない「筈」の裏側にあたる部分ですが、コンクリートの壁に見せる装飾付き。さて、このベランダ、どのように使われるでしょうか。
壁のパネル、次いで玄関のドア、そして、キッチン部分(写真奥)の建具も設置され、完成間近。写真のアングルは、1枚目と同じ。何だか良く解らない、巨大な「厚揚げ」?「マットレス」?みたいな様子から、随分と変わりました。照明のスタンバイも始まって、マンションあるいはアパートの1室という雰囲気ですね。
これに、冷蔵庫や電子レンジ、ソファやテレビなどが置かれて、大道具・建て込みの作業としては終了。
今後は、このスタジオ・このドラマセットを使って、それぞれの学科が実習授業を行っていきます。