「スタジオ番組制作」の様々

2010年12月8日 実習風景,放送芸術科

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 さて、少し間があいて、再び「スタジオ番組制作」の模様です。まあとにかく、実習系授業での、学生の活躍ぶりというものは、学科やそれぞれの授業に関係なく、定常的に見られることではあります。けれど、分担をして様々なスタッフの役割を経験するという点では、紹介したいと思うことが山ほどある授業の1つなのです。
 
 今回の映画を紹介する情報番組のスタジオ美術セットは、3つ。1枚目の写真は、学生みずからが企画を考えるコーナーのセットのディスプレイを作り込んでいる最中です。アドバイスをしているのは、このブログで何度か紹介させていただいている、長年に渡り、テレビドラマのテクニカルディレクターを中心に経験してきた、本学園の島﨑顧問でございます。
 
 そして実は、使用する3台のカメラのうち、2台は放送芸術科の学生が担当。将来カメラマン志望の学生はほとんどいない学科ですが、経験し、そして知る。言わずもがな、とても大切なことですね。写真の学生、前日にもテレビカメラの操作方法を学びに来た、非常に熱心な学生です。
 
 3枚目の写真。スタジオでは、今まで紹介して来た様々な事が行われているのですが、ほぼ同時並行で、出演者との打合せも。今回の情報番組のすべての司会をお願いしているのが、「車谷絵里(くるまたに えり)」さん。様々な演劇舞台で活躍されているプロの出演者です。
 やや緊張気味の学生。担当職員がフォローを受けながら、丁寧に打合せを進めていきます。
 
 スタンバイや出演者打合せが終わった後は、主要スタッフが集合しての「技術打ち合わせ」。ここでもしっかりと、名前と役割の自己紹介。「自分」「役割」「責任感」のアピールとなる、大事な場です。