自作も多いです。

2010年12月2日 学校の様々

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 世の中、随分と無線機器が増えましたね。携帯電話は当然のこと、無線でネットサーフィンをしたり、対戦ゲームをしたり。
 ただこれが放送機器になると、その機材の種類や数の多さのわりには、意外と無線化しているものは少ないのです。信頼性と電源供給の観点で「有線」がまだまだメイン。放送や中継信号は、当然昔から無線ですけれど。
  
 そいうことで、いろいろな種類の沢山のケーブルを使用して、映像や音声など様々な機器同士を結線しているのですが、このケーブル、完成品を購入する場合もあるのですけれど、大半は用途に応じて加工したり端子(プラグ)を付けたりして、いわば自作するのです。ということはその修理も。
 
 写真は、放送音響科を中心に担当している職員。パーツを固定する万力と半田ごてなどを使って、ケーブルを自作している姿を撮影。もちろん、やり方を教えながら学生と作ったり修理したりすることもあります。映像や音声・照明などの技術会社に就職したら、これらができないとマズい。作れるものは作り、直せるものは直しますからね。