学生が映像も音響も音声も
2010年9月23日 実習風景
コンサートが行われるライブホール「STUDIO Dee」は、地下2階。レコーディングルームは、地上2階。
いわゆるホットラインにあたる「クリアーカム」を使用して、出演者用のモニターミキサーやお客様用のハウスミキサーと共に、回線チェックを進めていきます。
先生は観察したり、「ここぞ」という時にアドバイスをしたり手助けをしてあげたりする係。
学生が手際良く作業を担当。幅2メートルを超える大きなミキシングコンソールを使いこなす姿は、カッコ良いですね。
一方、ステージの照明は、東放学園専門学校照明クリエイティブ科の学生が担当。
放送技術科の「映像チーム」は、ほとんどの場合、学校で所有している機材を持ち込んで、それを駆使して映像作品を作り上げていくわけですが、特に照明を操作する照明卓は、各会場で設備されている機材を使用する場合も。
少しだけ学習すると、すぐに使えるようになるのは、きっと、日頃の経験や学習によるものなのでしょう。
照明卓とオペレーターを背後から。
照明卓の上に置いているものは、歌詞と照明シーンが書かれたノート。
あらかじめ曲を聞いて、この歌詞の部分はこの照明、この小節このメロディの時はこの照明、というふうに、照明をデザイン。そのノートを見ながら、曲を聞きながら、色や明るさを変えていく、という仕事です。
最後は、出演していただいたアーティストと、関わった学生全員で集合写真。
学生達、良い経験、良い想い出になるでしょう。