まずは、その危険性を知る

2013年6月20日 実習風景,照明クリエイティブ科

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薄暗いスタジオに、直線的で寒色系な光の筋。
幅を持った光の筋の先には、その到達点で光り輝くように、丸い光・・・
その幻想が、人が居てそこが空間であるという現実を教えてくれる・・・。
 
・・・とまあ、前置きはこれくらいにして、今回は照明クリエイティブ科の学生が参加する
「レーザーライトビームによる光の演出」がテーマの、特別授業です。

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この特別授業で、一番最初に教わるのが、レーザー光が持つ危険性。
光の演出やそれがもたらすエンターテイメントが目的であっても、ここは学校で授業ですからね
まずは、危険性を知って注意点を勉強する。とても大切な事。
危険回避・安全徹底は、社会に出て仕事をする上で、最も重んじられることだからです。
 
そこで、講師を担当されたプロのスタッフの方が、それを解りやすく説明。
右上の写真は、短く切ったガムテープを、レーザー光の先に当てている様子。
そして、左下の写真。
撮影が上手くなくて、残念ながら見えないのですが、照射されている部分から煙が・・・。
その後に撮影したガムテープ。
部分的に融けている様子が、ご覧になれるでしょう。
これでも、事故に繋がらない程度の、低出力での照射でしょうからね
その威力を、思い知らされます。
  
繰り返しますが、決して、学生の恐怖心を煽っているのではないのですよ。
「そのものの特性」をしっかりと理解する事と、それが含み持つ危険性を理解する事とは
ほぼ同義だからです。
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