白つぶれしたり、青くなったり
2013年5月15日 実習風景,照明クリエイティブ科
人間の眼は、超自然オートアイリス(絞り)で、超自然ホワイトバランス。
かなりな広範囲で、明るさに慣れる事も可能ですし
たとえば、電球色の元では、少々赤黄色いと思うくらいで、白色は白色と感じますよね。
けれど、カメラを通すと、そうは問屋が降ろさない(死語的?)わけでして(笑)
明暗は、比較極端に表現されますしね
設定を間違えると、屋外が真っ青になってしまうなど・・・。
これは、デジタルカメラやテレビカメラなどの性能というか特性によるもの。
いやむしろ、人の眼が大変高機能である、ということ。
見えている光景全体に渡り、「イイ感じに見える」ようになっているわけです。
左上の写真、肉眼では、教室内も窓の外も見えていますが、カメラを通すと、外は「白つぶれ」の状態に。
カメラの絞り(アイリス)を調整すると、一応、外も見えてきますが、右上の写真のように青い世界に。
一方、外の光でホワイトバランス(色温度の調整)をすると、屋内は赤黄色の世界に・・・が左下の写真。
そして、蛍光灯下の屋内でホワイトバランスを動作させると、右下の写真のように。