スタジオには、大抵「マイクロフォン ブームドリー」がいくつか設備されていて
それを使用するわけですが、あくまでもスタジオでは、ということでしてね
それでは、ロケーションはどのようにするのか、というと、もう、手で持つしかないのです。
通称「竿(さお)」と呼ばれている、伸び縮みする棒の先に
マイクロフォンを取り付けて・・・という手法。
一番の難しさは、場合によっては「長く」そして「重たい」ということ。
3・4メートル以上、伸ばして使う事が頻繁にありますからね
マイクロフォン本体は軽くても、長くなる分、支える力はドンドン大きくなるわけです。
先に、担当職員がやって見せて、コツを教えながら、学生がチャレンジ。
カメラや照明、芝居の邪魔にならぬよう、立つ場所も持ち方もいろいろ。
いずれにしても、普段はあまり使わない筋肉も必要ですから、慣れるまでは、大変でしょうね。
放送音響科「テレビ音声実習 」です。
(写真撮影:放送技術科職員 伊辺)