らしく見せる、ということ
2013年1月19日 実習風景,照明クリエイティブ科
各学科がドラマに向かう「ドラマ的!週間!〜照明編」
ということでお伝えしている、「テレビ照明実習」。
ドラマを観ていて、特に断定的な説明がなくとも、無意識のうちに時間経過を感じますよね。
これはやはり、照明が作り出す「その場面の明かり」によるところが大きいわけです。
1つを学んで終わり、ではなくて、仕込んで説明を受けて光や色を感じ
さらに、仕込んで説明を受けて光や色を感じ、学習して・・・が繰り返されます。
右上の写真をご覧いただければ、一目瞭然かと思いますけれど
まずは、「夕方・夕暮れ時の室内」の設定。
色ももちろん、傾いた太陽から、陽射しが家の奥まで流れ込んでいる様子。
シーン替えを行った後の右下の写真は、「夜のひっそりとした室内」。
窓外からは、月明かりと付近の街灯の明かりがミックスされて、差し込んでいる様子。
いずれも、「らしく見せる」照明の力の1つです。