パネルが建て終わると、次は、比較的細かな作業をそれぞれ分担して・・・。
1枚目の写真。
ちょっと解りづらいですけれど、床には、何色かのライン模様のような物が見えていますよね。その奥には、すでに手に持っている学生も見られますけれど、これは「目張り」と呼ばれている、色付きテープのような物。
前回・前々回と、パネルを連結させる・・・とお伝えしましたが、連結させただけだと、カメラ側から見て、その繋ぎ目には、境界線が残ったままでしてね、つまりは、何本もの縦線が見える、こういう状態になっているわけです。
これでは、少々見苦しいですからね、その境界線を目立たなくするために、上から同色のテープを貼って、それを隠すのです。
写真2枚目が「ビフォー」、写真3枚目が「アフター」。
見事に一様に、境界線が消えて、繋ぎ目が見えなくなっていますよね。
この目張り。パネルの塗色と同じ塗料で作られている特製のテープですから、もちろん、間近で見れば上から貼られていると解りますが、基本的なカメラポジションから撮影されれば、ほとんど見えない状態になるのです。