ホワイトバランスです

2012年6月27日 実習風景,放送技術科

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 報道用のカメラがズラリと並んで、照明も当てられて、まるで何かの発表会・記者会見の様に見えなくもない、ですかね(笑)。
 それぞれのカメラ・機材一式は、およそ800万円。
 今や、iPhoneやスマートフォン・デジカメなどでも、高画質な動画の撮影が可能ですけれど、プロフェッショナルな機器は、その使いやすさや品質・耐久性など理由によって、ある程度大きく重たく、しっかりとしたデザインなんですよね。
 加えて、撮影や収録に関わる様々な設定も、iPhoneやデジカメなどは、いわゆる「自動」の状態で撮影するのに対し、プロの機器は、それらのほとんどを、手動で細かく設定していきます。
 
 ・・・でですね、この実習授業の写真、いったい何をしているのか、というと、「ホワイトバランス」の設定・動作の練習中の様子なのです。
 
 この専門用語も、上記のようなツールが広く普及している現在では、すっかり一般的な固有名詞になって、「見たことある」という方も多いでしょうね。
 白色系の光や物を撮像した時に、我々の肉眼での見え方と同じ色(近い色)となるように、カメラの色の調整をすること・・・ごく簡単に言うと、こういうことです。