前日から作業開始です

2012年5月26日 テレビ美術科,実習風景

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 はい、この流れで引き続き、テレビ美術科の実習授業の様子を紹介しましょう。
 授業は、東放学園専門学校2年次の全学科合同実習の「番組制作演習」です。
 
 1回の本番のスタンバイに対して、その作業を開始するのは、テレビ美術科の学生。本番日前日の夕方からテレビスタジオに入ります。
 なぜならば、本番当時は照明や音声、そして映像や制作部門の、総勢数十名の学生スタッフがスタジオに入るわけでしてね、その状況下では不可能な作業が、沢山あるからです。
 
 1枚目の写真、真俯瞰(被写体に対して真上)からのアングルで、一見して解りづらいですけれど、スタジオフロアーに「床材」を敷いている様子。
 この作業は、まさに、人が沢山居る状態では不可能ですよね。
 
 敷くだけでなくて、床材同士をつや消しテープで固定して、ズレないようにする作業も。2枚目の写真。
 重たいロール状の床材を持ち込み、少人数の精鋭集団で、手際良く進めていきます。
 
 一方、スタジオフロアーの別の場所では、その床材の上に敷かれた「サンプレート」(硬質塩化ビニル板)に、記しを付けているところ。
 あてているメジャーは、先日の「オープンキャンパス 体験入学」で紹介した、尺貫法によるメジャー。
 少し見づらいですけれど、右に見える「10」という数字が、「10寸」で「1尺(およそ30.3センチ)を示す部分です。