顔認識のアルゴリズム

2012年4月27日 学校の様々,雑感

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 最近のデジカメで、非常にメジャな機能と言えば「顔認識」。
 何気なく使っている機能の1つですが、元は、被写体物の中の顔に、フォーカスを合わせたり、露出(明るさ)を顔に対して適正な状態にするために開発された技術なんですよね。
 
 沢山の「顔」のデータを基に、顔の輪郭や目や鼻などの位置を数値に置き換えサンプルデータ化。
 そのデータを参照しながら、この色であれば・・、この部分に目のような物体が2つならんでいたら・・、その下に鼻と口のような物体が共に近い距離にあったら・・等々をデータ処理して、「顔」と認識する、簡単に書けばこういう仕組みでしてね、深く吟味された専門のアルゴリズムによって、「顔」と「顔でないもの」の識別が行われ、達成されているわけです。
 最近では、放送用のテレビカメラ(レンズ)にも「顔認識」技術が取り入れられていて、より綺麗な顔の再現や、オートフォーカス機能の実現に寄与しています。
 
 3枚目の写真は、ある日の職員室。
 PCには、顔認識の技術によって成り立っている、ある若い職員の顔が。顔認識アルゴリズムを経た後の顔、の研究です。
 ・・・うん?