「もの造り」を学ぶ

2012年4月20日 テレビ美術科,実習風景

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まあ、あの、本校は言わば「もの造り」の学校でしてね、協力したり手分けをしたりして
1つのものを完成させる。
学科によって、それぞれの役割によって、手段や使う道具は違いますけれど
学生全員がこれに向かって、勉強し練習しているわけです。
今回紹介するのは、テレビ美術科の実習授業「大道具操作基礎」です。

 
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 紹介するのが随分と遅くなりましたが、実際には、今年の1月の授業内容でしてね、1年次に学んだ沢山の事のまとめ的な課題。学生自身が造る美術セットを決めて、デザインして設計して造作して、実際にスタジオに建て込みをして・・・という流れ。
 今回はその最後にあたる、建て込みの様子です。
 専用の作業工房からスタジオに運搬するために、小分けになっているのですが、これらをまずは組み立てていく、という作業。
 時には、担当の先生が一緒になって、教えながら組み立てます。
 
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 経験した事がある方にはお解りになると思うのですが、なぐり(金づち)で釘を打つ際に大事なのは、部材をしっかりと固定することですよね。
 打ったり固定したりと、それぞれが協力し合いながらの作業です。
 そして右の写真、今回の課題美術セットの正面のパネルが組み上がったところ。
 さて、いったい何を作っているのでしょうかね〜?