緻密な計算が、リアルさを

2012年1月31日 テレビ美術科,実習風景

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 前回の続き、なのですけれども、いつの続きかというと、年明けの1月7日にご紹介した内容。
 テレビ美術科1年生の「造形制作実習」です。
 
 ちなみに、当ブログサイトの左側にある、「カテゴリー」で各学科を選んでいただくと、それぞれの内容が順次まとまって見られますので、ぜひご利用ください・・・と、たまにお伝えしておきましょう。
 
 緊張感が漂う、熱心に作業を進める様子をお伝えする事が多い、この授業ですけれど、実習授業ですからね、学生同士で談笑する時間も、あるのです。
 メリハリのある集中力を持続させるためにも、息抜きは必要ですよね。1枚目の写真です。
 
 パテで表面を滑らかに加工した後には、塗装のための寸法入れの作業。
 写真2枚目のように、定規やコンパス等を使いながら、モデルとなる「本物」に似せるように、デザインしていきます。
 
 そして、2枚目に写る学生のモデルが、このペットボトル。3枚目の写真です。
 難しいのは、モデルの実物と造作している物の大きさが違う、というところ。
 リアルさを表現するためには、実寸を確認したり計算したりして、長さや大きさを割り出す・・・。
 このような、緻密な作業が要求されるのです。