スマートに、シンプルに、スタンバイを済ませて、開場そして開演。講演会が始まりました。
今回のイベントは、放送用のテレビカメラ2式に、インサート用のHDVカメラが1式。そして、講演者の方の声を収音するワイヤレスピンマイクに、現場音用のマイク、などなどの機材。
編集作業を経て、完成されたパッケージとして納品するので、それに必要な、そして、必要最低限のコンパクトなシステムです。
1枚目の写真、右に写るのは、ステージに対してセンター位置にあるカメラ。
講演者やステージの全景も撮影し、プレゼンテーション画面が映し出されるスクリーンも撮影し、必要に応じてその画面の一部分も撮影。メインになるカメラです。
そのカメラを担当するのは、放送技術科1年の学生。2枚目の写真です。
通常授業で、機材の取扱いや「構え方」を勉強しているとは言え、なかなか様になっていますよね。
カメラマン、格好も大事。格好と撮影される映像の善し悪しとは、密接に絡み合っているからです。
3枚目の写真。これは、開場の後部に組み上げられた収録システムと、従事するスタッフ。
手前が収録VTRなど、奥にミキサーなどの音声機材、という配置です。
講演会が終わった後は、ロビーの実写展示、それを囲む参加者の皆さんなどの様子を撮影。
講演を担当された方の説明もあり、エンジンも始動もあり、入念な観察もあり・・・。
「お客様がいらっしゃる」ということだけでも、普段の実習授業とは違った環境。
学生スタッフの面々、「ためになる」経験をしたことでしょうね。