2018年6月15日 のアーカイブ

テレビ美術科1年生を対象に歌舞伎鑑賞教室に行ってきました。
会場は国立劇場。厳しい日差しが照りつける中、生徒が集合。
普段は中々生で見る機会がないとあって、皆心待ちにしているようでした。

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国立劇場では卒業生も活躍しているので、不思議と親近感が湧いてきてしまいます。

今回の演目は「連獅子」という親子獅子の物語。

子を思う親心とそれに応えようとする子獅子の懸命な姿が印象的なお話です。

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舞台上の幕の美しさも歌舞伎鑑賞の醍醐味のひとつかもしれませんね。

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幕が上がると演目の前に歌舞伎役者の坂東巳之助さんに

歌舞伎の見方の解説をして頂きました。

舞台は奥行きが20メートルとかなりの距離であったり、

客席の間に伸びる花道は川や廊下、道路を表現していることなどを

丁寧に説明して頂きました。

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また、掛け声は役者さんが言っているのではなく、

舞台の後方で楽器を演奏したり唄を読む人たちが喋っているとのことです!!

かなり驚きましたが、会場全体からも大きなどよめきが起きていました。

演目が始まると役者さんの演技や踊り豪華なセットに圧倒されっぱなしでしたが、

最後の親子獅子の精が赤と白の長い髪を上下左右に激しく振り乱している姿は圧巻!!

ダイナミックな動きに自然と客席からは割れんばかりの拍手が起きていました。

役者さんの演技だけでなく、衣装や装飾、セットのこだわりも感じることができ

テレビ美術科の生徒にとって貴重な学びの機会になったのではないでしょうか。

haya