2015年6月18日 のアーカイブ
さて、これらは一体なんでしょう。
実は皆さんが普段目にしているテレビや舞台などのセットの裏で
使われているものなんです。
左の滑車は、セットにワイヤーでつるしたカーテンを付けスムーズに開け閉めする器具。
真ん中は鎮(しず)と呼ばれる道具を抑える重りの役目を果たします。
そして一番右はどこで使うものかわかるように養生テープに書いて貼っておくんですね。
「下手(しもて)」とは客席から舞台を見たとき左手側、右手側を「上手(かみて)」と言います。
そして大道具を造るのに欠かせない釘やネジは種類がたくさんあります。
長さや太さがすべて違いますし、それぞれ用途も変わります。
テレビ美術科のみんなが図面を見て造り始めましたよ。
たくさんの種類の木材が組み合わさっていますね。
では表側に行ってみましょう。
何やらパネルに打ち込んで組み立てているようです。
これは全学科合同で行われる番組制作の授業で使うセットです。
設計、デザイン、製作をそれぞれの番組に合わせて行います。
次回は、実際の収録の様子をお伝えします。
(omayu)