2012年8月23日 のアーカイブ
前回の、ダイヤル式電話機と集合写真。実は、テレビ美術科2年生の課外授業でしてね、場所は「江戸東京たてもの園」。数多くの歴史的建造物が、保存され展示されている施設です。
参加した学生達は、ここで何をしているかというと、スケッチ。
もちろん、将来目指す職業は画家というわけではないですけれど、デザインしたり造作したり組み上げたり・・・という作業に従事するには、その構造を知ったり細かいディティールを理解したりしておく必要がある。つまりは、たとえば一つの建物を目の前にした時、つぶさに観察するというところからスタートするわけです。
そこで、じっくりと観察しないと描けない、スケッチは大切な勉強の1つ。そのような観察眼を養うための、有効な手段なのですよね。
写真のそれぞれは、一般の他のお客様の邪魔にならないように、スケッチに勤しんでいる姿です。
(写真撮影:伏見)