‘照明クリエイティブ科’ カテゴリーのアーカイブ
引き続き、「ドラマ制作 2012」ロケーションですけれど
まずは、上段左の写真。
ギターを持った、ヒロイン役出演者の左に立つのは
制作演出スタッフ「セカンドアシスタントディレクター」の学生です。
カメラや照明・音声の支障にならない限り
その合間を縫う様にして、日傘とウチワを手にして
大切な出演者の方に、気を遣う学生。
このような学生、いや、スタッフの不断の努力が
素敵な作品作りの礎(いしずえ)になるのです。
右の写真は、カメラリハーサルの前に
照明や音声のスタンバイをしている学生。
下段左の写真は、カメラと被写体の間に「カチンコ」を掲げる
「サードアシスタントディレクター」。
そして、いよいよ、撮影開始です。
唐突ですが!(笑)当ブログの左側にあるカテゴリーで「ドラマ制作」を選択いただくと
ドラマ制作を紹介した記事だけが抽出されて表示されますので
どうぞ、ご覧ください。
本年4月より、放送芸術科2年生を中心に、制作準備がスタートした「ドラマ制作 2012」。
8月に入り、放送技術科・放送音響科・照明クリエイティブ科の学生も加わり
収録本番に向けて、更なる高密な準備を進めて・・・
いよいよ、クランクイン!
上段の写真。まずは、朝6時30分過ぎの、本校校舎前。
マイクロバスと機材車に、それぞれ必要な物を積み込んでいる様子です。
下段の写真は、ロケ場所に到着後。
ディレクターや映像・音声ベースの準備中が左の写真。
ドライリハーサル(カメラ等を使用しないリハーサル)を行っているのが、右の写真。
各役割の代表者の学生を中心に、台本を手に持ち
役者のお芝居を、細かく観察している様子です。
180度変われば・・・
2012年9月24日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
朝食後は、早速、この日の作業開始。
この日と言っても、夜が本番ですからね、3日前に山中湖入りをして、準備に勤しんできた照明クリエイティブ科は、大詰めの日。
ステージでは、出演者によるリハーサルの開始。
5組の歌手が、順番に踊りや歌声を披露していくのですけれど、実は出演者は、照明クリエイティブ科の学生でして、スタッフも担当し、明かり創りもして、出演者も担当する、文字通りの実践式授業なのでございます。
これは、あらゆるスタッフに対しても、共通して言える事かと思いますが、立場が180度変われば、見えてくる物・感じる事も違う。
ありていに言えば、その物・事を自覚し意識して仕事を進めるということも大事。
ですから、スタッフとして今後活躍する学生だからこそ、「出演」を経験するというのは、とても大切な事なのですね。
リハーサルで歌った直後は、スタッフに早変わり!
歌う場所から3メートルも離れれば、そこは、作業場所。3枚目の写真。
時間も場所も内容も、密度の濃い実習授業です。
山中湖の朝!
2012年9月21日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
さて、今回は、9月13日に紹介した内容の続き。
照明クリエイティブ科と放送技術科の2年生のコラボレート授業「野外ライブゼミ」です。
放送技術科は、映像のカット割りやカメラワーク、照明クリエイティブ科は、照明シュートや仕込みを終えて就寝。
その翌朝の様子が、今回のそれぞれの写真です。
灯体(ライト)の数、それらを繫ぐ電源線の総延長・・・、夜間の屋外ライブだと、スタンバイに必要な時間も手間も多め。そのような照明クリエイティブ科の学生に比べれば、それほど忙しくない放送技術科は、朝6時に起床して、まずは、山中湖セミナーハウスの周囲を、軽くウォーキング。
都心部に比べれば、透明度が高い空気ですからね、肩に浴びる朝陽の勢いも強め。1枚目の写真。
眠い目も、一挙に変貌するわけです。
緑と風と光を感じなら、およそ40分間、のんびりと歩いて・・・
セミナーハウスに戻って、起床してきた照明クリエイティブ科の学生と一緒に、朝食。2枚目の写真です。
セミナーハウスの広い敷地内から、富士山。見えていませんけれど(苦笑)。
ちょうど、写真中央付近から湧いている雲に、富士山が隠されているのです。
先日は、映像・音声などのベースで
それぞれ、現場のプロのスタッフから、色々とアドバイスを受けている様子をお伝えしましたが
出演者側というか、カメラ側でも、ほぼ同様に
プロのスタッフによるアドバイスや、トレーニングが行われたのです。
言わば、本番が直前に迫った、「ドラマ制作」のシミュレーション。
教室を、ロケ地の撮影場所に見立てての、トレーニング。
上段の右は、出演者にお芝居などを付けてたり
カメラワークなどの説明をしているところ。
アシスタントディレクターとディレクター、カメラマンなどが並んでいます。
下段左は、これまた現場で活躍する、プロの音声マン。
台詞を収音するマイクブームの持ち方の、レッスン。
右は、照明の学生と先生による「レフ板」を使い方。
出演者に反射を利用して、光を当てているという構図です。
身も心も引き締まる
2012年9月15日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
お客様も、時間と共にドンドン増えて、増えて、また増えて・・・という感じ。
友達と、恋人と、家族と、大勢のお客様がフェスティバルを楽しみに、その雰囲気に浸りにいらっしゃいます。
そんなお客様のために!と考えると、身も心も引き締まる感じ。学生スタッフも、その様子を観ると、緊張してくるでしょうね。
ステージ裏の、一般のお客様からは見えない位置の、映像・収録音声のベース。
写真では見づらいですが、PC(Mac)が1台、映像システムに組み込まれていて、何をするにしても、PCの協力を得るというのが当たりまえな状況。
それと共に、映像システム全体も、それぞれの機器の高機能化で、コンパクトに。
新しい機器を使用すると、小さくなり数が減る。イメージ的には、半分程度の機材の量になります。
そして、いよいよ開演!
2日間に渡り、およそ「10」を超えるイベントの演目が、スタートです。
夜でないと。。
2012年9月13日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
学校法人東放学園「山中湖セミナーハウス」での、合宿形式の実習授業「野外ライブゼミ」ですけれど、夜に作業を続けるのは放送技術科だけではなくて、照明クリエイティブ科の学生も、もちろん。
むしろ、学校より持ち込む灯体(ライト)の数からして、多くの作業を必要とするのは、照明のスタッフなのです。
写真は、本番前日の夜10時前くらい。曲ごとの照明パターンを機器に記憶させたり、調整したりという作業の様子。
1枚目と2枚目の写真、PCのディスプレイに向かって、青色のコンパクトなコントローラーを操作している学生。PCによって、色や明るさや向きや光の広がり方を制御する、ムービングライトを操っています。
背中ごしの学生の奥に見えているのが、実際のステージ。
本番も、日没後の夜。照明のデザインも、そのために作っていますからね、暗い夜でないとできない、という作業も少なくないわけです。
寝るのは、まだ先!
2012年9月12日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
もういったい、何の続きなのか?という感も否めないわけですけれど、まあともかく続き。「野外ライブゼミ」バーベキューの後のお話です。
長距離のウォーキングに夜のバーベキューを終えると、後は寝るだけ・・・というイメージありますが、そこは授業ですからね、まだ作業が続きます。
ということで、写真はそれぞれ何をしているのかというと、ライブ撮影のカット割りの吟味。
事前に8割方作成しているカット割りを、照明スタッフからの要望などを含め、再度練り直し。
1枚目と2枚目の向かって左に移る学生が、照明クリエイティブ科の学生で、右が放送技術科の学生。「照明の見せ所」を聞いている最中です。
それらが済んだ後は、3枚目の写真。
各曲をそれぞれ担当するTD(テクニカルディレクター)が、カメラマンの学生に、カット割りを発表。各々の台本にそれを書き写すという作業を、しているわけです。
勉強のためにも、コピーではなくて「手書き」。
2年生ともなると、いろいろな事が、自主的に積極的に行われるのでして、立派ですね。偉いと思います。
開催日!!
2012年9月6日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
推察しながら仕込む
2012年9月5日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
「サマーソニック2012」スタンバイも大詰め。
写真は、ステージ照明を担当する、照明クリエイティブ科の学生によるスタンバイの様子。
当ブログの8月20日に紹介した通り、プロの照明スタッフの方から照明調光卓などの使用方法のレクチャーを受けたのですが、その後に、本番中の照明デザイン(プラン)を決める作業です。
学校内での通常の授業のように、詳細なるリハーサルが、何回も行われるわけではありませんからね。
ステージ上でのいろいろを推察しながら、照明をデザインして、様々なパターンを仕込んでいくのです。
朝から作業を開始して、終了は夜。暑い中、学生みんな頑張りました。
いよいよ明日は、沢山のお客様をお迎えしての、本番です!