‘テレビ美術科’ カテゴリーのアーカイブ
卒業制作展!明日まで!
2016年2月18日 テレビ美術科
演劇照明を見てきました!
2015年9月15日 テレビ美術科,照明クリエイティブ科
照明クリエイティブ科2年生の授業の演劇・ダンス照明演習の本番が
2015年9月15~17日に小平市民文化会館「ルネこだいら」で行われています。
舞台の脚本、演出、舞台のセットに合わせた照明を作り、
プロの俳優さんが演技し、実際にお客様も入ります。
舞台の場合、本番が始まってしまったら、収録と違いやり直すことはできません。
そのために念入りに仕込み、リハーサルを重ね、本番に臨みます。
舞台に向ける照明一つで雰囲気も変わります。
青と水色と白のライトが見えます。これが舞台では・・・・
外の月明かりの様子と部屋の中の明るい様子が表現されるんですね。
最後は学生が舞台であいさつをしました。
もちろん舞台セットの製作協力はテレビ美術科の学生です。
今回の舞台は講師のオリジナル作品でしたが、
「寄り添う気持ちがあればそれは家族」というセリフがとても印象的な
家族のあり方を考えさせられる感動的な作品でした。
最終日の17日公演は17時開場です。
お見逃しなく!
(omayu)
さて、こちらのドーナツの写真、
一体どちらが本物のドーナツでしょう?!わかりますか?
小さいドーナツの方が食品サンプル・・・・・・
かと思いますが、本物です!
ビックリするほどおいしそうに見える巨大なドーナツの方が
テレビ美術科の学生が作った作品です。
どうこから見ても美味しそうなドーナツが二つ・・・・・
いやいや、何度も言いますが、小さいのが本物です!
実はこの大きなドーナツは発泡スチロールで出来ています。
スチロールを削って色を付けるという
シンプルな作業ですが、細部までビックリするくらいリアルです。
クラッシュされたアーモンド、さらにチョコが少しついて・・・・
近づいてみないとわからない部分まで
本物同様に造りこまれていて、本当に食べられるのではないか?!と思ってしまいます。
ちなみに本物ドーナツはテレビ美術科担当の先生が奇跡のタイミングで買ってきたものです。
巨大ドーナツを見て食べたくなってしまったのか、先生と学生の奇跡のシンクロか?!
みなさんもきっと今日の帰りはドーナツ屋さんに行っちゃいますね!
(omayu)
さて、これらは一体なんでしょう。
実は皆さんが普段目にしているテレビや舞台などのセットの裏で
使われているものなんです。
左の滑車は、セットにワイヤーでつるしたカーテンを付けスムーズに開け閉めする器具。
真ん中は鎮(しず)と呼ばれる道具を抑える重りの役目を果たします。
そして一番右はどこで使うものかわかるように養生テープに書いて貼っておくんですね。
「下手(しもて)」とは客席から舞台を見たとき左手側、右手側を「上手(かみて)」と言います。
そして大道具を造るのに欠かせない釘やネジは種類がたくさんあります。
長さや太さがすべて違いますし、それぞれ用途も変わります。
テレビ美術科のみんなが図面を見て造り始めましたよ。
たくさんの種類の木材が組み合わさっていますね。
では表側に行ってみましょう。
何やらパネルに打ち込んで組み立てているようです。
これは全学科合同で行われる番組制作の授業で使うセットです。
設計、デザイン、製作をそれぞれの番組に合わせて行います。
次回は、実際の収録の様子をお伝えします。
(omayu)
前回紹介した写真の中で、もう1つのポイント。
立体的に見えている「テレビ美術科」というタイトルですが
これは、実際には立体ではなく、立体に見えるように描かれている絵なのです。
どのようにして描かれているかは、そうですね、内緒にしておきましょうか(笑)。
ところで、お伝えしているテレビ美術科「卒業制作展」。
今回の上の写真をご覧いただくとお解りになると思うのですが
期間中の毎日、大勢の一般のお客様がお見えになりました。
ありがとうございました。
そして、今回の作品写真、2段目から下の12枚ですが
この卒業制作展で、見事に「最優秀賞」に輝いた作品。
これもミニチュアモデルですけれど、
学生自らが、仮想のテレビ番組を設定し
「もしそうであれば、こんな美術セットのデザインが良いのではないか」
という目的で、製作されたものだそうです。
三階構造で、一階層ずつ、丁寧にミニチュアされているのはもちろん
外の植栽まで、細かく作り上げられている様子が、ご覧いただけるでしょうか。
テクニックだけでなくて、発想力も素晴らしいですよね。
毎年開催されている「卒業制作展」。
さて、来年もまた、沢山の素敵な作品が飾られる事でしょうね。
2年間の頑張り!2年間の上達! 成果発表の場!
来年も期待したいですね。
(写真撮影:Y.MANA)
紹介している、本校テレビ美術科が主催している「卒業制作展」。
写真に載っている作品は、何らかのミニチュアが多いですよね。
もちろん、日ごろの授業でミニチュアだけを製作しているわけではないのですが
通常の大きさの美術セットを、デザインしたり製作したりする技術や知識があるからこそ
そのミニチュア版も製作できる。
また、小さく細かく・・・と言う緻密な作業が、実際の大きさでの、丁寧度や作り込みと言った完成度に影響する。
つまり、ミニチュアも実際も、その技量は相関関係にある、と言って良いのでしょうね。
今回のポイント、いや、絞りきれませんけれど、下の写真の「欄間」。
本格的な和風建築の和室の、フスマのカモイの上、天井の下にあたる部分。
通常は、一枚板を彫刻しての製作ですが、こちらは、何と!発砲スチロールに塗装して・・・の製作。
長年の、伝統の手法には、絶大な緻密さもある一方で、それが合理的な手段であったわけです。
それをあえて、違う方法で製作するというのは、返って難しさも伴うのですから
そこからは、意気伴うチャレンジ精神を感じるのです。