‘放送技術科’ カテゴリーのアーカイブ

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どんな企画案が採用となったのかは、いずれ明らかになります、としておいて・・・。
続いては、プロデューサーやテクニカルディレクター・ライティングディレクターなど
主要スタッフの決定と発表、その後は一人ずつ挨拶と自己紹介など。
緊張はしているとは思いますが、短く一言ではなくて、しっかりと意気込みなどの話ができる。
大したものですよね。入学して1年数ヶ月で、随分と成長しているな、と感じます。
プロデューサーだけは、ここで明確にご紹介させていただくと
上の右上の写真。放送芸術科2年の学生。
 
そして、上の左下の写真に写るのが
ドラマ制作の、全体指導を担当する、本校顧問の倉谷 祐次でございます。

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2014072801当ブログでの投稿頻度に関係なく、着々と準備が進められてきている「ドラマ制作 2014」。
東放学園専門学校すべての5学科が参加しての、大型実習授業です。
ここでの紹介は、5月以来となってしまって大変恐縮ですけれど
左下のカテゴリーで「ドラマ制作」を選択していただきますと、抽出されて表示されますので
どうぞご利用ください。
 
今回紹介する内容は、放送芸術科の学生が中心となって考えた、数十品もの企画案を
参加学生大勢で読み、今年度はどの企画案とするかを決定する、というもの。
実に色々様々なアイデアがあり
実際のテレビドラマでもあまり見ないような斬新なアイデアもあり。
学生の発想力らしい、秀逸な企画案が沢山ありました。

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しばらく、2年生の実習授業の写真というか紹介が続いていましたが
今回は、1年生の授業の様子。
放送技術科では、2年次は番組や作品を製作する授業が沢山あるのに対して、
1年次は、それぞれの機材の使用方法を個別に学んだり
テレビ番組はどのようにして創られるのか、チームワークとは何かを体得したり・・・
という内容の授業もあるのです。
 
今回紹介しているのは、その授業の1つ。
使用する機材は、数百万・数千万円を超えるものではありませんけれど
製作に必要な基礎的な知識やテクニック
そして、製作手法全般に関して経験し、学習していく実習授業です。
 
この日は、お天気が良くて、青空の下、校舎の屋上で。

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一口に「番組を創る」またあるいは、それを「役割り分担して」と言っても
実際には、奥が深く幅も広い。
短い言葉だと、その手法や表面的な現象の列挙が際立ちますけれど
言わずもがな、それほど単純ではないわけです。
それは、関わる時間に関しても同様。
 
番組製作の当日。これがスタートからゴール地点までの時間とすると
そのスタートラインに立つまでに、調べたり考えたり決めたり・・・
という準備の作業が、沢山。
スポーツやその競技と、同じなのですよね。
 
今後は、この実習授業での、その準備の様子も、少しずつご覧いただきましょう。
(写真撮影:M.Y)

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学校の授業ですからね、当然、職員や講師の先生と共に
あるいは、そのアドバイスを聞きながら、番組制作に勤しむわけです。
そういう光景の写真が、特に今回の下の4画面マルチ写真の左下のものに観られるのですが
ただ、すべてを手取り足取りではなくて、学生の自主性も大切。
あらかじめ、学生が知っておく事、アドバイスしておいた方が良い事もあれば
まずは経験してみて、学生自らが結果的に体得するべき事もありますよね。
 
と言う事で、何でも自ら、積極的にチャレンジしようとすればするほど
さらに高密に緻密に、そして良い経験になり
この先の、社会に出てからの様々な事に、強く効いてくるわけです。
(写真撮影:M.Y)

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そしてですね、この「番組制作演習」ですけれど
ディレクターや構成、タイムキーパーなどの役割りを、放送芸術科が。
カメラマンやビデオエンジニア、テクニカルディレクターを、放送技術科。
照明をデザインしたり、仕込んで操作したりするなどを、照明クリエイティブ科。
音声を収録したり、音の調整をしたりするのが、放送音響科。
美術セットをデザインしたり、製作したり建て込んだりするのが、テレビ美術科。
と言うふうに、本校の5学科が、スタッフを役割り分担。
 
1年次の、それぞれ色々な授業で体得した知識や技術を礎に
各学科の学生が、一致協力しながら、番組を製作していく、実習授業です。
(撮影:M.Y)

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東放学園専門学校の全学科の2年生が参加しての実習授業
「ドラマ制作」とそのスタートを、先日紹介しましたけれど
もう1つの、やはり全学科参加型の大型実習授業も、本格的にスタート。「番組制作演習」です。
 
本校を構成している5学科で、テレビ番組のスタッフ系役割りを、すべて分担できる・・・
これが、本校の特徴の1つ。
どの学科が、具体的にどんな役割りを担当しているのか、などの詳細は
今後、ゆっくりお伝えしていきます。
 
まあとにかく、これから7月終わりにかけて、交代しながらも、毎週番組制作。
合計20本のいろいろな番組が、学生の手によって、創られていくのです。
(撮影:M.Y)

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映像技術の仕事と言うと、カメラマン・映像エディター
この2つの職種は、すぐに連想されるものかと思います。
特に、カメラマン自身がテレビ番組などに写るなどしていますからね。
けれどもしかし、比較すると知名度は低いですが
「ビデオエンジニア」と言う職種もあって
言わずもがな、欠く事のできない、非常に大切な役割りを負っている仕事なのです。
 
今回紹介するのは、そのビデオエンジニアの知識を体得する「VE実習」。
放送技術科の実習授業です。
 
この授業を担当しているのは
ある有名な規模の大きな技術会社で、活躍されているベテランVE(ビデオエンジニア)の方。
テレビスタジオでの番組制作において、その中枢部となる「副調整室(サブコントロールルーム)」の機材設備やその機能を調べたり
テレビカメラの調整手順を学んでいる最中です。

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一通りの、授業や作品製作までの流れの説明後は
昨年度の作品を観たり、メイキング映像を観たり。
ただしかし、単純にお手本というか「こういう作品を、こういうふうに・・・」
という象徴として、ではなくて
この実習の雰囲気を掴むために、1つの完成系を実際に目にして
先を見通せるように、あるいは、さらに良い作品を創ろうという決心をするためなのです。
もちろん、言わずもがな、昨年度の作品も、非常に秀逸な内容だったわけですけれどね。
 
さて、これらの作品を目にして、取り組む学生はそれぞれ、どんな想いを抱いたでしょうか。

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そして、いよいよ新年度授業開講!
写真は、4月の3週目に撮影したものです。
東放学園専門学校の5学科 放送芸術科・放送技術科・放送音響科
照明クリエイティブ科・テレビ美術科の2年生が参加しての「ドラマ制作」という実習授業。
1回目という事で、まずは授業のガイダンスの様子。
ここで、この授業がどのような内容で、どのように進められていくのか・・・などの説明を受けて、学生が履修するかどうかを決めるわけです。
 
何しろ、5学科共同の大型実習ですので、写真でもかなりの学生数が見られますが
ほぼ全員の学生が、このまま履修を決定。
この4月から制作準備を始め、作品の収録が8月末ですから、かなり長期間に渡るものでしてね
それだけ、本格的な実習授業なのです。

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カメラマンや映像エディター、そしてビデオエンジニアなど
基本的には、将来は映像技術に関する仕事への就業を希望する学生が多い学科ですけれど
学科の名称は、映像技術科ではなくて「放送技術科」。
音声や照明に関する事も、カリキュラムに組み込まれているのは
映像の仕事には、それだけ、他の技術や役割に関する事が
非常に密接に、関わり合うからなのです。
 
ですから、今回の写真で観られる「オーディオミキシングコンソール(ミキサー)」を 
同じく写真に写る放送技術科の学生が、就職し業界に出てから
直接使用して仕事をするということは、ほとんどないかも知れませんが
関わる仕事や関わる機材を理解しておく、という事は、非常に大切。
役割(職種)違いでも、それぞれ、お互いの仕事をフォローし合う事が
高密なチームワークを達成する要因になるからです。

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「テレビ中継」や「中継番組」と言えば、まあ最近だとオリンピックですね。
その他にも、野球やサッカーのスポーツ中継や、コンサートライブの中継
これも、大掛かりで、想像も容易いでしょうか。
しかし、たとえば朝の情報・報道番組の、比較的小規模な中継コーナーを入れると
一日の番組の中でも、放送局やスタジオ外からの「中継番組」は
画面の右上などに「LIVE」と表示されているのを頻繁に目にするように、相当数あるわけです。
 
本校の放送技術科では、中継技術をしっかりと学ぶ実習もありまして
今回紹介しているのは、その授業の様子です。
 
この授業回のテーマは「音声システムと機材」。
頻繁に使用されるマクロフォンやミキシングコンソール(ミキサー)と、それらの結線などを勉強です。
写真に写っている黒色の筒状の棒のような物が「ガンマイク」。
当ブログでも、紹介した事あり!のマイクロフォン。
たとえばですね、ゴルフ中継番組の、あの「コロン♪」というカップインの収音で使用しているもの。
小さい音だけれど、音源に近づけないという時に、大変有効なガンマイクです。

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本編の、オンライン・オフラインの2つの映像編集に続き
本編の音声編集にあたるMA(マルチオーディオ)作業。
そして、もう1つ、大切な編集作業が「メイキング編集」です。
メイキング映像、テレビドラマの場合、いわゆる番組宣伝で公開される以外は
視聴者が目にする機会はほとんどないですけれど
反対に映画だと、DVDやブルーレイ内の特典映像として、見られますよね。
 
本編の映像編集と大きな違いは、ナンと言っても、撮影素材の多さ(長さ)。
台本や絵コンテによる撮影ではなく、撮影やその合間や、それに関する準備なども含めた
台本なしの、言わばドキュメンタリーですからね。
特にこの実習の場合、年度頭の4月から、撮影後の9月までの5ヶ月が、撮影の対象。
膨大なメイキング撮影素材から、必要な素材だけを抽出して編集して・・・という事ですから
本編の編集とは、また違う苦労や努力が伴って、完成するのです。
 
写真のそれぞれは、メイキング編集の大詰めの様子。
完成締め切りまでのタイムリミットが迫った、最後の追い込みでしてね
この「ドラマ制作 2013」の総指揮である、本校の倉谷顧問のチェックを経て、見事に完成!!です。

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今回紹介するのは、珍しく「座学」の様子。放送技術科の、特別講座です。
この日の講師は、TBSや技術会社で
長年に渡り、ドラマ番組のTD(テクニカルディレクター)として活躍されてきた、島﨑孝雄 様でした。
TBSドラマの「GOOD LUCK!!」やその前の「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」などの
高視聴率の人気ドラマを、数多く手がけてきた、とにもかくにも、凄い方なのです。
  
どのような話をされたのかを、極めて簡単に言えば
具体的な撮影方法や、それらに関わるエピソード、視聴率との関係などなどなど。
 
詳細は、あえて書きませんが
どれほどの内容だったのかは、写真の学生の表情をご覧になっていただき
想像していただければ、お解りになるでしょう。
言わずもがな、真剣に聞く姿は、他にも沢山観られたわけです。