‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ
昨日の卒業式の後は、校舎でホームルーム。その後は、新宿にある有名なホテルのパーティー会場で、祝賀会。かなり盛り上がっていたようです。卒業生の皆さん、今後の活躍を期待します。
さて、サブコントロール、映像が出るものすべてに、カラーバーを表示しました。
写真のカラーバーは、主にHDTV用途である「マルチフォーマットカラーバー(ARIB:電波産業会規格)」です。映像信号の調整や管理等の目的で使用される規格信号でして、HDTV信号の基準になるもの。深夜や早朝、番組放送開始までの時間に、たまに画面に写っている、「例のアレ」です。
この色(明るさ)でなくてはならない、というよりかは、調整や管理をするために合理的な色調や輝度にすると、結果、この色になった、と言う表現が、幾分適切でしょうか。つまり、とても意味がある色たちです。
本日の説明会・トレーニングは、「インターカムシステム(インカム)」。今回導入したのは、ClearCom社製「クリアーカム デジタルマトリクスシステム」を中心としたもの。
「誰かが喋り終わるまで黙って待つ」ということがあった、以前の使い勝手を抜本的に変えるため、通話相手などを細かく設定できるシステムに変更しました。単純に、「スイッチを入れるだけ」ではなくなり、機能もかなり増えたため、使い方の詳しい説明をしてもらいました。
スタッフであれば、誰もが必ず使用する機器なので、参加者も大勢。
写真は、機器自体の説明が行われている様子です。説明の担当は、ClearCom社(アメリカ)製品の、日本での販売やメンテナンスを担当されている、松田通商株式会社の方です。
※インターカムについては、2/19の記事をご覧ください
撮影風景の撮影風景を撮影
2010年3月9日 雑感
今日は、株式会社映像新聞社が発行する「映像新聞」の取材が入りました。
写真は、映像新聞の担当の方の撮影風景を、東放学園の広報担当が撮影している風景を、私が撮影した、という構図。つまり、逆取材の取材です(笑)。
映像新聞は、創刊40周年を迎えていらっしゃるようで、学校法人化30周年を迎えた東放学園より、深い歴史を持ちます。
各放送局や、外部の制作・技術会社を中心に発行している、いわゆる業界紙で、映像に関するあらゆる記事を取り上げて、掲載している新聞。もちろん東放学園でも定期購読しています。
今回の取材対象の掲載は、3月22日の週の発行号です。まずは、「工事開始から完成まで」を中心にした記事になる予定。手に入る方は、ぜひ、ご覧ください。
写真は、デジカメで、単純に、スタジオの風景を撮影したもののように見えますが、実は、スタジオを撮影しているテレビカメラの映像が出ている、アストロデザイン社製の8インチ液晶テレビモニターを「再撮」したものなんです。よく見ると、モアレ(再撮するときに、出やすいもの。液晶ディスプレイの影響ではない)のような縞や、天井の蛍光灯が、写真の左上に反射しているのが、解ると思います。
しかししかし、綺麗ですね。一見、再撮とは見えないほど。しかも、商品出荷時からの保護シートがついている状態ですし、ブログ用に解像度を下げている写真ですから、実際には、さらに綺麗なはず。
家のHD液晶テレビも、かなり綺麗ですが、放送業務用の、いわゆるプロ機は、一段と細かく緻密な再現をしています。
写真は、先日来、紹介させていただいているIXS-6700をコントロールする、SONY製X-Yコントロールパネル「BKS-R3220」をクローズアップしたもの。
右側に「SUTA」と表示されていますが、これは、放送芸術科1年生の実習である「スタジオ番組制作」という授業名の略。この授業の設定になっていますよ、という意味の表示です。
任意のボタンを1つ1回押すだけで、モニターウォールに並んでいるテレビモニターの映像や各機器の名称などの割当などが、一斉に瞬時に切り替わります。
表記は、ローマ字のスペリングにしてもらっています。間違いではありません(苦笑)。
ちなみに、この他に、「BANS」や「SYOU」という設定もあります。前者は、東放学園専門学校2年生全学科の合同授業「番組制作実習」、後者は、照明クリエイティブ科の「テレビ照明実習」の意味。