‘雑感’ カテゴリーのアーカイブ

お花!

2010年4月1日 雑感



 工事作業の完成を祝して、監理・機器設備のメーカ各社様より、お祝いのお花をいただきました。
  
 
 株式会社ミカミ(レンズ関係機器)
 株式会社昭特製作所 (カメラペデスタルドリー関係機器)
 アストロデザイン株式会社(液晶ディスプレイ機器関係)
 共信コミュニケーションズ株式会社(SONY関係機器)
 SONYマーケティング株式会社(SONY関係機器取り扱い)
 松田通商株式会社 (インターカム(クリアーカム)システム関係機器)
 株式会社シーティエス(工事全体監理)

 以上、順不同で、紹介させていただきました。
 スタジオの手前になる、ロビーに飾り、職員全員に見ていただきました。
 誠に、ありがとうございました。

始まりの日

2010年4月1日 雑感

 
 今日から4月。
 「今日の4月1日が、元日のようなもの」。学校は、特にその空気感が強いです。つまり、1年の始まりの日。
 昨日からの暖かさで、ようやく桜も桜らしく、「奇麗だな」と感じられるようになりましたね。
 そして、今日は、学校法人東放学園職員全員に対して、新しいシステム新しいスタジオの、お披露目の日。こちらも、やはり、今日が、正式なスタート、というか、機器設備が決心をする日。まあ、機器は、感情を持たないですけれど。



 今日は、午前中に、導入設備・機器のチェック。担当の方の説明を受けながら、当初の計画通りに、すべての機器等が収まっているかどうかを確認しました。
 午後は、今回新調した、実習授業用のドラマセットの「建て込み」作業。
 上の写真が、セットの土台になる「平台」を、スタジオフロアに敷き始めたところ。下は、ほぼ完成した状態です。
 設定が、独身男性が住む、マンションの一室。さあ、果たして、右奥の玄関脇の扉の向こうには、どんな部屋があるのでしょうか。
 HDTVになると、当然ながら、映像の解像度が増し高精細になるわけですけれど、その分、目立つのが、セットの汚れや傷など。ちょうど、良いタイミングで、新しいセットに生まれ変わりました。


 サブコントロール、制作卓で仕事をする学生スタッフ。手前から、
TK(タイムキーパー)<放送芸術科>
ディレクター<放送芸術科>
TD(テクニカルディレクター)<放送技術科>
VE(ビデオエンジニア)<放送技術科>
が並びます。
 さすがに、これらのスタッフを背後から撮影しても、役柄をあまり表現できないので、本人それぞれに許可を得て、回り込んで、撮影させてもらいました。
 機材や環境がもの凄く変化を遂げても、これらのスタッフの動き、仕事の方法・手段は、ほとんど変わらない。現に、写真を見ただけでは、デジタルもHDTVも、伺い知れませんよね。
 この変わらなさに、もの創りのテーマが隠されているのです。
 
 


 続いて、スタジオフロアにある、マルチモニター(4画面マルチ)の写真。
 4つに分けられた「小窓」には、それぞれ、カメラマンが撮影している画面が入っています。
 これは、「その瞬間で何を撮っているのか」が、とても解りやすく表現できるので、Bスタジオが開設されたおよそ10年前から設置していました。ただ、スタジオの一カ所に、テレビモニターを4式並べての使用。
 それが、今回は、システムを完全にデジタル化することで、サブコントロールやスタジオフロアのどこでも、4画面マルチ表示が可能ですし、誰でも簡単に4画面の中身も簡単に入れ替えれようになり、また、HD化し、画面も大型化したことで、かなり高画質で表示できるようになりました。こういうわけで、今回の「フルデジタル化フルHDTV化更新工事」で、大きな恩恵を受けた1つでもあります。
 
 
(前後の記事の写真を含め、被写体になっている本人の許可を得て撮影していますが、写真を転用しないようお願いします) 
 
 


 さて、引き続き、27日28日に開催されて「Welcome東放」の写真。
 かなり暗い部屋のように感じると思いますが、実際はもう少し明るいです。テレビモニターの明るさに合わせて撮影したので、相対的に暗く写ります。「人の眼」は、暗い所でも明るい所でも、比較的それなりに、しっかりと見えますが、デジカメだと、そうはいきません。暗いものはかなり暗く、明るいものはかなり明るくなるのですね。
 この特性は、テレビカメラでも一緒。そのために、照明のスタッフが丁寧に照明を作り、VE(ビデオエンジニア)のスタッフが、丁寧に映像を調整します。故に、たとえば、テレビドラマの夜のシーンでも、夜らしく、それなりにしっかりと出演者が見られる、と、こういうわけです。
 
 写真のモニターウォール、テレビモニターそれぞれがサイズアップし、各々との隙間も減りました。こうして見ると、かなり迫力ありますね。
 テレビモニターのすべてが液晶ディスプレイ。一部を除くほとんどが、アストロデザイン社の製品。
 


 これもリハーサル時の写真。普段、あまり目にすることがない、出演者側からのアングル。
 写真手前側より、スタジオ(スタンダード)カメラ「HDC 1000R」の1CAMから3CAM。横並び次いで、ポータブル(ハンディ)カメラ「HDC 1500R」の4CAM。その左側よりクレーン装置のアームが手前に延びて、「HDC 1500R」の5CAM。
 4・5CAMは、その特性上、位置関係が定まりませんけれど、スタンダードカメラの1〜3CAMは、出演者から見て、原則的に、この位置関係になります。


 今週発行された、放送業界紙「映像新聞」に、今回の工事と、映像システムや機器設備などが、紹介されました。映像新聞のWEBサイトのトップページ「http://www.eizoshimbun.com/」にも、写真付きで、掲げられています。ぜひ、ご覧ください。
 

Welcome東放

2010年3月27日 実習風景,雑感


 今日、Bスタジオでは、「Welcome東放」と題して、オープンキャンパスが開催されました。新しくなったスタジオのお披露目の日。そう、今回のフルデジタル・フルHDTV化工事作業は、昨日終了し、生まれ変わったスタジオとして、完成したのでした。
 写真は、その時のスタジオの模様。学科ごとの説明の真っ最中です。
 
 

沢山使うから・・・

2010年3月26日 雑感


 昨日は、SONY社製のスイッチャー「MVS-6000」と、そのコントロールパネル「CCP-8000」の、説明会とトレーニングの2回目がありました。
  
 今回は、スイッチャーの、比較的深層の機能や設定説明だけではなく、サブコントロールルーム全体の「電源の入れ方」から、スイッチャーの使用方法、そして、電源の落とし方までの、スタッフ向けの説明会。1回目よりも多い参加者でした。
 各々、身を乗り出したり、メモをしたり、画面を真剣に見たりして、とても真剣です。
  
 東放学園の、いろいろな学科の様々な学生さんが、勉強のために沢山使う、スタジオやサブコントロールルーム。教える人が1名や2名だと、無理ですからね。 
 説明会当日、他の仕事で参加できなかったスタッフを含めても、後日、最低でも、もう二度は、説明会があるでしょう。
 トニモカクにも、大勢のスタッフが授業を担当するのです。

そして・・

2010年3月25日 工事,雑感


 そして、
 5センチ、前方(写真向かって左側)に移動した、CCP-8000。
 写真を見ても、造作を変えて穴の位置を変えて、というふうには、見えないですね。肉眼で、直接見ても、解らないくらいですから。
 さすが、プロの作業。素晴らしい出来です。無理を聞いていただいて、ありがとうございました。

結構薄いんです

2010年3月25日 工事,雑感


 一時的に、取り出されたスイッチャーコントロールパネル。
 写真でご覧いただけるように、結構、薄いんです。
 まあ、要するに、巨大なテレビリモコンのようなものなのですね。

ビフォーアフター3

2010年3月23日 雑感



  
 ビフォーアフター3は、
 サブコントロールルームの全面側の写真。
 
 これだけ広角だと、変化の認識に乏しいですが・・・(苦笑)。
 モニターウォールのソースモニターが、3段になっているのが、お解りいただけるかと思います。
 制作卓(各スタッフが座る部分)、正面の立ち上がり部分の高さも、今回数センチ、下げました。そのため、制作卓全体が、横長に見えますね。
 

ビフォーアフター2

2010年3月23日 雑感



  
 続いてのビフォーアフターは、
 VE(ビデオエンジニア)付近の写真。
 
 なんといっても、VE卓上に設置された、VEマスターモニター。大きく立派に成長した感じ。
 アフターの方が、並んでいる機材自体も、全体的に「緻密」に見えますね。