‘実習風景’ カテゴリーのアーカイブ
180度変われば・・・
2012年9月24日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
朝食後は、早速、この日の作業開始。
この日と言っても、夜が本番ですからね、3日前に山中湖入りをして、準備に勤しんできた照明クリエイティブ科は、大詰めの日。
ステージでは、出演者によるリハーサルの開始。
5組の歌手が、順番に踊りや歌声を披露していくのですけれど、実は出演者は、照明クリエイティブ科の学生でして、スタッフも担当し、明かり創りもして、出演者も担当する、文字通りの実践式授業なのでございます。
これは、あらゆるスタッフに対しても、共通して言える事かと思いますが、立場が180度変われば、見えてくる物・感じる事も違う。
ありていに言えば、その物・事を自覚し意識して仕事を進めるということも大事。
ですから、スタッフとして今後活躍する学生だからこそ、「出演」を経験するというのは、とても大切な事なのですね。
リハーサルで歌った直後は、スタッフに早変わり!
歌う場所から3メートルも離れれば、そこは、作業場所。3枚目の写真。
時間も場所も内容も、密度の濃い実習授業です。
山中湖の朝!
2012年9月21日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
さて、今回は、9月13日に紹介した内容の続き。
照明クリエイティブ科と放送技術科の2年生のコラボレート授業「野外ライブゼミ」です。
放送技術科は、映像のカット割りやカメラワーク、照明クリエイティブ科は、照明シュートや仕込みを終えて就寝。
その翌朝の様子が、今回のそれぞれの写真です。
灯体(ライト)の数、それらを繫ぐ電源線の総延長・・・、夜間の屋外ライブだと、スタンバイに必要な時間も手間も多め。そのような照明クリエイティブ科の学生に比べれば、それほど忙しくない放送技術科は、朝6時に起床して、まずは、山中湖セミナーハウスの周囲を、軽くウォーキング。
都心部に比べれば、透明度が高い空気ですからね、肩に浴びる朝陽の勢いも強め。1枚目の写真。
眠い目も、一挙に変貌するわけです。
緑と風と光を感じなら、およそ40分間、のんびりと歩いて・・・
セミナーハウスに戻って、起床してきた照明クリエイティブ科の学生と一緒に、朝食。2枚目の写真です。
セミナーハウスの広い敷地内から、富士山。見えていませんけれど(苦笑)。
ちょうど、写真中央付近から湧いている雲に、富士山が隠されているのです。
先日は、映像・音声などのベースで
それぞれ、現場のプロのスタッフから、色々とアドバイスを受けている様子をお伝えしましたが
出演者側というか、カメラ側でも、ほぼ同様に
プロのスタッフによるアドバイスや、トレーニングが行われたのです。
言わば、本番が直前に迫った、「ドラマ制作」のシミュレーション。
教室を、ロケ地の撮影場所に見立てての、トレーニング。
上段の右は、出演者にお芝居などを付けてたり
カメラワークなどの説明をしているところ。
アシスタントディレクターとディレクター、カメラマンなどが並んでいます。
下段左は、これまた現場で活躍する、プロの音声マン。
台詞を収音するマイクブームの持ち方の、レッスン。
右は、照明の学生と先生による「レフ板」を使い方。
出演者に反射を利用して、光を当てているという構図です。
学校法人東放学園では、8月9月は、いろいろなイベントが目白押し。
そのラストスパートの1つが、東放学園キャリアサポートセンター主催の
東放学園デビューオーディション「星誕オーディション」。
東放学園高等専修学校・専門学校東京アナウンス学院の学生達が
放送・メディア界へのデビューを目指して、「自分自身」を披露します。
そこで、そのオーディションの模様を、USTREAMでライブ公開!
9月23日(日)の13時頃から、配信スタート。
映像製作と配信は、本校の放送技術科の学生が担当。
ぜひ、ご覧ください!!
URL:http://www.ustream.tv/channel/toho-channel
身も心も引き締まる
2012年9月15日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
お客様も、時間と共にドンドン増えて、増えて、また増えて・・・という感じ。
友達と、恋人と、家族と、大勢のお客様がフェスティバルを楽しみに、その雰囲気に浸りにいらっしゃいます。
そんなお客様のために!と考えると、身も心も引き締まる感じ。学生スタッフも、その様子を観ると、緊張してくるでしょうね。
ステージ裏の、一般のお客様からは見えない位置の、映像・収録音声のベース。
写真では見づらいですが、PC(Mac)が1台、映像システムに組み込まれていて、何をするにしても、PCの協力を得るというのが当たりまえな状況。
それと共に、映像システム全体も、それぞれの機器の高機能化で、コンパクトに。
新しい機器を使用すると、小さくなり数が減る。イメージ的には、半分程度の機材の量になります。
そして、いよいよ開演!
2日間に渡り、およそ「10」を超えるイベントの演目が、スタートです。
はい、今回のお話しは、9月6日の内容に続く、「サマーソニック 2012」。
1枚目の写真、学生がカメラ3台について、カメラマンしている姿ですけれど、実は本番中ではなくてですね、本番前の練習中の姿。
写真撮影用に?と思える程、しっかりと姿勢も良く写っていますが、これは、ごく自然な写真。真剣に練習に取り組んでいる学生たちなのです。
言わずもがな、当然の話ですけれど、「向き不向き」「センスの有る無し」なんて関係なく、とにかく練習すること。
たとえ、3分でも5分でも、チャンスを見つけて練習する、この少しずつの積み上げが、上達する一番の近道。
特に、それぞれの写真のように、ハンディカメラのポータブルタイプのレンズは、レンズを直接操作しますから、まずは触って、レンズの感触を手に馴染ませるだけでも、意味有りの効果有り。体と一体化させる事も、とても大事なのです。
ということで、もう1にも2にも練習練習。練習あるのみ!ですね。
夜でないと。。
2012年9月13日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
学校法人東放学園「山中湖セミナーハウス」での、合宿形式の実習授業「野外ライブゼミ」ですけれど、夜に作業を続けるのは放送技術科だけではなくて、照明クリエイティブ科の学生も、もちろん。
むしろ、学校より持ち込む灯体(ライト)の数からして、多くの作業を必要とするのは、照明のスタッフなのです。
写真は、本番前日の夜10時前くらい。曲ごとの照明パターンを機器に記憶させたり、調整したりという作業の様子。
1枚目と2枚目の写真、PCのディスプレイに向かって、青色のコンパクトなコントローラーを操作している学生。PCによって、色や明るさや向きや光の広がり方を制御する、ムービングライトを操っています。
背中ごしの学生の奥に見えているのが、実際のステージ。
本番も、日没後の夜。照明のデザインも、そのために作っていますからね、暗い夜でないとできない、という作業も少なくないわけです。
寝るのは、まだ先!
2012年9月12日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科
もういったい、何の続きなのか?という感も否めないわけですけれど、まあともかく続き。「野外ライブゼミ」バーベキューの後のお話です。
長距離のウォーキングに夜のバーベキューを終えると、後は寝るだけ・・・というイメージありますが、そこは授業ですからね、まだ作業が続きます。
ということで、写真はそれぞれ何をしているのかというと、ライブ撮影のカット割りの吟味。
事前に8割方作成しているカット割りを、照明スタッフからの要望などを含め、再度練り直し。
1枚目と2枚目の向かって左に移る学生が、照明クリエイティブ科の学生で、右が放送技術科の学生。「照明の見せ所」を聞いている最中です。
それらが済んだ後は、3枚目の写真。
各曲をそれぞれ担当するTD(テクニカルディレクター)が、カメラマンの学生に、カット割りを発表。各々の台本にそれを書き写すという作業を、しているわけです。
勉強のためにも、コピーではなくて「手書き」。
2年生ともなると、いろいろな事が、自主的に積極的に行われるのでして、立派ですね。偉いと思います。
開催日!!
2012年9月6日 実習風景,放送技術科,照明クリエイティブ科