ビニールテープを切る

2011年10月19日 実習風景,放送芸術科

DSC05313sDSC05358sDSC05393s
 続いて、いわゆる「ADグッズ」の説明。
 昨今は、このカラフルなガムテームやビニールテープ付きの、ウエストバッグを持っていると、「アシスタントのスタッフだ」というふうに、お解りになる方も多いみたいですね。AD(アシスタントディレクター)の商売道具の1つです。
 ちなみに、カメラアシスタントも、似通ったウエストバッグのスタイルになります。
 
 まあ、「そんな格好だけ整えても・・・」という言い分も一般的にはあるわけですけれど、「まずは少なくとも格好だけでも・・・」という要素も、大事。一種のスタイルとは、意気込みの表現に繋がる、そういう部分もあるからですね。
 
 さて、次は、ビニールテープの「切断訓練」。切断というと重々しいですが、つまり、ハサミやカッターを使わずに、指だけを使って「素早く綺麗に切る」練習です。
 これも色々と奥が深くてですね、引っ張って強引に切る事も可能ではありますけれど、伸びるビニールの面積に対して、粘着成分は粗くなって弱まる。すると、伸びた所からめくれて取れやすくなるのです。
 2枚目と3枚目の写真は、担当の職員が、コツを教えながら、切る練習をしている様子です。