オリジナルのキャラクターです

2011年6月11日 テレビ美術科,実習風景

IMG_8823sIMG_8826sIMG_8832s
 1枚目の写真は、「番組制作演習」何度か繰り返されるリハーサルの合間の様子。テレビ美術科の学生が、美術セットの完成と手直しを行っているところです。
 写真では、数枚の大きなパネルだとご覧になると思うのですが、これらを製作する作業工房からスタジオまでは、小さく分けて運ばれるのです。つまり、繋ぎ合わせたその後の作業に関しては、スタジオで建て込みが終わった後に、行われる。ここで、初めて完成する、というわけです。

 そして美術の仕事とは、部材を組み立てるだけではなくて、「デザインする」「描く」という作業も必要。まあその、順番的には、デザインして設計して、その後に、造作して組み上げて・・、ということになります。
 
 ということで、2枚目の写真は、パネルに描かれているキャラクター。
 番組のテーマやテイストに合わせたデザインを、学生自身が考える。それによって生まれた、オリジナルのキャラクターです。
 
 3枚目の写真は、司会者用のテーブル、これに付けられたキャラクター達。どれも愛嬌があってカワイイ(笑)。
 テレビカメラによって、大きく写されるわけではありませんけれど、全体的な「雰囲気の表現」には、このような小さく細かいディティールも、欠かせないのです。