さて、ドライリハーサルが終わると、サブコントロールルームでは、「技術打合わせ」。ディレクターとTD(テクニカルディレクター)、そしてカメラマンを中心とした打合せです。1枚目の写真中央に写る男性が、このグループのディレクター。右にTDを担当する島﨑顧問。手前側にカメラマンが並んでいます。
実際の現場では、ここで「どのカット(カメラワーク)をどのカメラが担当するか」ということを中心に進めていくものですが、学校での初めてのドラマ実習ということで、あらかじめディレクターが決めてきたカット割りを元に、それぞれのカットを確認したり修正したりしていく、という綿密な打合せ。TDを担当する職員が、適宜アドバイスをして内容を吟味していきます。
その後は、スタンバイをして「カメラリハーサル」。ディレクターの意図したイメージを、実際の「形」に具体化させていく作業へと進みます。
芝居が始まっておよそ30秒後の様子。3枚目の写真は、ドラマの美術セットに対して「上手(向かって右)」側から撮影している「3CAM」ごしから。
ちょうど右上のテレビ画面(ビューファインダ)に、撮影している映像が見られますね。出演者の女性の1人が、部屋の様子を伺っている所です。
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