解ると立ち方も
2010年11月14日 放送技術科
あまりに規則的に、あまりに姿勢良く立っているので、まるで反省しきりの学生達のように見えますが、そうではありません(笑)。放送技術科1年生の実習授業「カメラワーク実習」の模様です。
年間通してのいわゆる通年の授業、前期は「カメラを動かす」ことを中心に、場合によってはあたかも自動車教習所のような実習内容であることも多かったのですが、後期は「撮影する」これがテーマ。
学生がカメラマンと被写体を交代して担当。今回の練習は、担当する職員の号令によって、指示通りのカメラワークしていく、というもの。
カメラの位置も被写体も動かない状態。一見、平凡に見えるかも知れませんが、このような基礎の積み上げが非常に大事なんです。静止しているものがしっかりと撮れるから動いているものも撮れる、基礎的な技法をマスターして初めて情緒に迫る素敵な映像が撮れる、そういうわけです。
学生もそれが解っているから、自然と姿勢の良い「立ち方」になるのです。