4.5メートル、プラスα

2010年7月15日 実習風景

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 たとえば、いわゆる「ワイドショー」の突撃的取材や政治家のインタビューなどで、カメラマンのやや後ろから、長い棒のようなものを、対象者に向けているシーン。これは、「見たことある」という方、多いと思います。
 今回紹介するのは、言わばそのスタジオ版。「マイクロフォンブームドリー」です。

 写真は、先日の「番組制作実習」のスタンバイ時のもの。向かって奥から手前に延びている棒、それを支えている何とも言えない形をしている物が、マイクロフォンブームドリーです。
 その「棒」、つまりブームは、ある範囲内で長さの調整が可能なのですけれど、最長はおよそ4.5メートル。その先に「ガンマイク」といって、比較的遠くの音を収音するためのマイク(比較的近くの音を収音しないように設計されているマイク)を取り付けて使用します。 
 ちょうど、東放学園音響専門学校の音響技術科の学生が、そのガンマイクを取り付けているところ。
 
 実際に使用している場面は、来週以降に紹介します。