まあ、普通、カメラの裏側というと、被写体の表向きとは違う部分というか、その裏の人間模様というか背景というか、そういうふうな事を連想するわけですけれど、今回紹介するのは、本来の意味での「裏側」。さらに厳密に言えば、レンズの反対側の部分です。
久しぶりの、機材の裏側。
写真は、SONY製のポータブルカメラ「HDC 1500R」の後部を撮影したもの。
大小様々な大きさの「丸いフタ」のようなものが、合計17個並んでいますが、これらはすべて、何らかのケーブルが結線される、端子。スタジオでの、通常のいわゆる「ハンディカメラ仕様」としては、頻繁に使用するのは2つだけなのですけれど、他の違った運用方法によっては、必要になる端子達でもあります。
テレビカメラは、カメラマンが撮影している信号が出力されるもの・・・、と考えれば、ケーブル1本、つまり1つの端子だけで済むと思うわけですけれど。ちょっと意外ですよね。