デザインするのも、オブジェなどの造作も、放送芸術科の学生が担当。
現場での実際は、もちろん、美術のスタッフがデザインしたり作ったり建て込んだりしますが
将来、おそらくはほとんど携わらない分野を体得する、ということがポイント。
「やらないけれど、知っている」ということが、特にディレクターには求められるからですよね。
そして、前回の写真も今回の写真も、じっくり見ていただくと
位置を決めるなどしている学生は、横に向いて何かを見ているような様子が観察されると思いますが
これは、その先に置かれている、カメラで撮影した映像が写っている
テレビモニターを見ているのでして、要するに「カメラ写り」を確認しながら
見せるべき物のレイアウトや向きなどを調整しているのです。
上の下段の2枚は、MC(司会者)の背景の美術セットの配置を、確認している学生です。