上の写真、テレビ美術科の作業工房で、完成したばかりの番組タイトルでして
出演者の背景に掲げられるサインを、テレビ美術科の2年生が製作したものです。
ヒップホップアートなデザインが、陽気で印象的。
手が込んだデザインで、丁寧に作られていますけれど
もちろん、学生達による手造り。
そして、裏はどうなっているのか、というと、左下の写真。
実は、木製なのですけれど、1枚のベニヤ板だけではなくて、
補強と取り付けの簡便さを考慮して、タル木で枠組みされているわけです。
それをスタジオに持ち込んで、背景に取り付けている作業が、右上の写真。
これもやはり、ただ掲げるだけではなく
カメラ写りはもちろんの事、途中で外れてしまう事などがないようにと配慮。
番組では、もっぱら表だけが写るということになりますけれど、多くの工程をクリア。
ただ描く、ただ掲げる、ただ見せるだけではなく
それを達成するためには、いろいろなノウハウや努力が伴っているのです。
(原稿原案・写真:職員 石原)