上の写真をご覧頂くと、取材用のカメラに、棒の先にフサフサの物体を付けて
その物体からはケーブルが伸びていて、首から何かをぶら下げるように持って・・・
こう何とも形容し難い様子ではありますけれど
同時に「あっ、なんか、見た事あるな〜」と思われる方もいらっしゃるでしょうね。
そう、この光景というかセットというか手にしている物は
取材用のカメラと、その時の音声を収録するための機材達。
たとえば、インタビューや、ドキュメンタリー等の撮影時・音声収録時に使用されるものなのです。
この授業は、放送音響科の、主にテレビ音声スタッフを志す学生の実習授業でして
本校の5学科(放送音響科・放送芸術科・放送技術科・テレビ美術科・照明クリエイティブ科)共同の
大型実習授業のガイダンスの風景です。
まずは、使用頻度の高い、何種類かのマイクロフォンと、オーディオミキサーとの結線方法の説明
そして、そのミキサーから取材用カメラへの結線などについて。
取材用カメラの背部にある、音声ケーブルを繫ぐためのキャノンコネクター。右上の写真。
カメラの反対側にあるのが、主に取材用途の音声ミキサーが、左下の写真。
必要最低限の機能を持った、コンパクトに洗練されたデザインです。