カメラ写りを意識して

2013年4月15日 実習風景,放送芸術科

DSC06066s
あの〜、タイミングを逸したシリーズというわけではないのですけれど
まあ、それに準じた内容ということで(苦笑)。
「ドラマ」で終わっていた、放送芸術科1年生の「スタジオ番組制作」。
今年に入って1月には、最終課題の「音楽番組」に突入しました。
 
上の写真は、全16グループそれぞれの16作品の中の、あるグループの本番中の様子。
音楽番組と言っても、単純に歌手が歌うだけではなくて
司会者と出演者とのトークのコーナがあったり、バラエティー的なコーナーもあったり。
学生それぞれが、試行をこらして、番組内容を考えていきます。
 
そしてこの授業のハイレベルなところは
美術セットの細かな部分も放送芸術科の学生がデザインして、自ら、作っていくというところ。
まずは、それらの学生の活躍の模様を、ご覧いただきましょう。

2013041701s
少々説明させていただくと、上段中央と右の写真。
これは、歌手の立ち位置と、背景や美術セットとのバランスをとっている様子。
カメラ位置に立って、つまりはカメラ写りを気にしながら、調整していきます。
 
下段左の写真。これは、トークのコーナーで使用する紹介グッズのレイアウトを決めている様子。
これも、ただ並べるだけではなくて、カメラ写りとその縦横比を考慮しながら、綺麗にカッコ良くです。
  
そして完成した美術セットが、下段中央と右の写真。
16パターンの美術セットがありましたが、寒色系と暖色系のデザインを代表して、2つを紹介です。