さーて、いったい何を製作するのか・・・と煙にマカセテいただいて終わった、1月26日の内容。
それに続く、今回の紹介ですけれど、まだ、謹んでダシオシミとさせていただきます。
ということで、いよいよ、製作開始。まずは、方々から材料を集めてくる作業から。
観察させていただいて、いつもちょっぴり不思議に思うのは
ホームセンターのように、巨大や倉庫や無数の物があるわけではないのに
どこからともなく、材料が集まってくる。気がつくと、そこにある、という感じ。
作業する学生も、特に指示されることなく、自然に集まり、お互いを手伝い・・・。
工房や作業場とは、そもそも、そのようなものかも知れませんね。
上段右の写真は、剥離・除去の作業。
美術セットに使用される、様々なデザインの「パネル」ですけれど
製作の度に新調するのではなくて、塗料が乗っている「ちり紙(茶ちり)」を剥がして、その上に・・・
というふうに、再利用。無駄を省きます。
一方、材料に寸法を入れている様子が、中段左の写真。
小さくて見づらいですけれど、メジャーは「尺目」。尺貫法の単位で目盛りされているものです。
その他、パネルに新しいちり紙を貼ったり、材料を切断したり、という作業が、急ピッチに。
テレビ美術科「遠藤セミ (大道具操作実習)」です。