テレビ番組の美術セット「大道具」からは、少し離れたイメージですけれど
左上の写真、紙にハケで水糊を塗っている様子。
実は、立派というか、本物の壁や柱のように見える美術セットも
ほとんどの美術セットの、壁や柱などは、実はこのような工程を経て、造られているのです。
とにかく、軽く簡単に持ち運びができる、というのが、美術セットの大事な1つの要素ですからね。
ベニヤ材に、強度を持たせるための、垂木が組み合わされて造られているものが、ほとんど。
今回の4枚の写真は、そのベニヤに、塗料を綺麗に塗装するための下地として
「茶チリ紙」を貼っている様子。
糊をはけで、空気の抜くように、貼っているのが、右上や左下の写真。
パネル1枚に茶ちりを貼っては、また別のバネルに茶ちりを貼る、繰り返しの様子が、右下の写真です。