シナリオハンティング

2012年7月14日 ドラマ制作,実習風景,放送芸術科

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 特に、上の左の写真は、一見、出張課外授業っぽいですよね〜。
 まあ確かに、その通り課外的ではありますけれど、いったい、何をしているのかというと、「ドラマ制作2012」のシナリオハンティングの様子。
 このブログで頻繁に登場したり、半ば一般語と化している「ロケハン」:ロケーションハンティング。もの凄く簡単に表現すれば、ドラマの撮影など、屋外で番組収録を行う場合、撮影場所がどのような環境なのか、を丹念に事前調査するのが、ロケハン。
 
 
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 それに対して、シナリオハンティングは、ロケの候補地を選定したり、ドラマの台本が完成する前の、あるいは、台本そのものを描くのに必要な風景・環境などを、事前調査するのが主な目的なのです。
 実際の風景を観察して、そこから湧き出るように絵コンテが描かれたり、芝居やストーリーが構築されたりする・・・非常に重要な作業。これが、ストーリー全体の、言わば「肉付き」に作用するからですね。
 今回は、放送芸術科の学生と脚本を担当する学生、そして担当職員数名が同行。
 ロケーションの候補地となっている、都内の公園2カ所を、じっくりと観察しました。
 
 (写真撮影:ドラマ制作 記録担当の学生)