完成した作品が、なかなか紹介できなくて、イカントモシガタイ・キョウシュクシゴクでございます。
当ブログ、テレビ美術科抽出ページのこちらの中にある「細かく、そして、リアルに」の続く内容。
数多くの作品の中から、製作途中を頻繁に取り上げさせていただいた2つを中心に、紹介いたします。
上の左の写真、ほぼ全身を発泡スチロールの粉だらけにしながら、一生懸命、造形に取り組んでいた姿。
こちらの完成作品が、右の写真の「絵の具」。
チュープ本体の型ももちろん、巻いている紙のデザインというか造り込みも秀逸ですよね。
流れ出ている絵の具自体も、リアルです。
造形が終了した発泡スチロールに、パテ剤を塗込んでいる写真が左。
この完成品が、右の写真です。
こちらも、一見、本物と見間違う程の完成度。グラデーションの塗色もナチュラルですよね。
そして、何しろスゴいのは、缶の凹みの表現。これ、もちろん、削り出しで造作したもの。潰された缶、つまり「結果、そうなってしまった形」を再現するということは、難しいと思います。スゴく。
学生さん、みんな手先が器用で、観察力も高いのですね。