リアルな「形」の再現

2012年6月8日 テレビ美術科,実習風景

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 完成した作品が、なかなか紹介できなくて、イカントモシガタイ・キョウシュクシゴクでございます。
 当ブログ、テレビ美術科抽出ページのこちらの中にある「細かく、そして、リアルに」の続く内容。
 数多くの作品の中から、製作途中を頻繁に取り上げさせていただいた2つを中心に、紹介いたします。
 
 上の左の写真、ほぼ全身を発泡スチロールの粉だらけにしながら、一生懸命、造形に取り組んでいた姿。
 こちらの完成作品が、右の写真の「絵の具」。
 チュープ本体の型ももちろん、巻いている紙のデザインというか造り込みも秀逸ですよね。
 流れ出ている絵の具自体も、リアルです。
 
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 造形が終了した発泡スチロールに、パテ剤を塗込んでいる写真が左。
 この完成品が、右の写真です。
 こちらも、一見、本物と見間違う程の完成度。グラデーションの塗色もナチュラルですよね。
 そして、何しろスゴいのは、缶の凹みの表現。これ、もちろん、削り出しで造作したもの。潰された缶、つまり「結果、そうなってしまった形」を再現するということは、難しいと思います。スゴく。
 学生さん、みんな手先が器用で、観察力も高いのですね。