学生が考えて、仕込んで・・・
2012年6月6日 実習風景,照明クリエイティブ科
前回に続いて、照明クリエイティブ科の学生による「番組制作演習」照明仕込みの様子です。
1枚目の写真。学生が見ているのは照明の仕込み図。
言わば、設計図や配置図に当たるものでして、最初に決められる照明のデザイン、これを実現するために、「この位置にはこの種類のライトを、ここには別の種類のライトをいくつ並べて・・・」というような照明プランが記載されているもの。
もちろん、その仕込み図も、学生が考えて描いています。
その仕込み図を確認しながら、急ピッチに作業を進行。
ライトを吊るす照明バトンには、標準的・汎用配置的なライトが付けられているので、これらを移設したり外したりしながら、必要なライトを取り付けていきます。
3枚目の写真。こちらの学生が持っている紙は「パラフィン紙」。光を広い範囲に拡散させるディフューザの1つです。
この紙をライトの前に付けると、強い光がマイルドに、広い範囲に行き届くわけです。
電球は非常に発熱しますからね、紙は紙ですけれど、耐熱性が高い、専用のパラフィン紙。
安全のためにヘルメットを被りながらの作業です。