昨日、スイッチャーの専門家の方に、スイッチャーコントロールパネル等の説明と設定をしていただいたのですが、実は、こんな設定もしていただきました。
写真の、「テンキー」のようなパネルボタン。表示している部分は液晶になっていて、数文字を表示できるようになっています。
その中の「AUTO7」や「AUTO10」ですが、これは、「学校ならでは」という、スタジオスイッチャーシステムとしては、非常に特殊な設定。
このボタンを押すと、1CAMから3CAMまでの3式のカメラを、7秒ずつ・10秒ずつ、スイッチャーが自動的に切り替えてくれます。
カメラマンは、可能な限り「短時間」で、次の映像を撮影しなければならない、という場面が、もの凄く多い。スタジオドラマの撮影だろうが、スポーツ中継だろうが、報道取材だろうが、例外ないのです。
この設定は、実習授業で、時間内に目的のアングルやサイズで撮影する、というトレーニングをする場合、とても有効。何しろ、スイッチャーが自動的に、決められた時間内で、カメラを切り替えてしまうわけですから。学生は、何としても、その時間内で、ポジションを変えたり、アングルを変えたり、サイズを変えたり、という努力をするしかありません。