「観る」の先にある「聴く」

2012年1月28日 実習風景,放送音響科

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 さて、いよいよ本番。
 1枚目の写真は、サブコントロールルーム内の、ミキシングコンソールの部分です。
 一見、職員ふうに見える人がいますけれど、この3名はすべて学生。事前に、しっかりとレクチャーを受けたり、練習したりしていますからね、本番は学生だけでチャレンジ。操作方法を学ぶだけではなく、「難しさ」も経験。
 これらを自覚することも大事ですよね。このタイミングから、いろいろな事がスタートする、と言っても過言ではない、と思うのです。
 
 2枚目の写真では、友達のミキシングを観察している学生の表情を。
 当然ながら、学生ですからね、完璧とまでは行かずとも、いろいろと試行錯誤を繰り返しながら少しでも「良い音」を目指す、このような動作を、じっくりと観察することも大切なのです。
 
 3枚目の写真。ミキシングコンソールの前にある、テレビモニターを見ている様子。
「音」と言えども、ただ闇雲に、ひたすら音だけを聴くのではないのですね。
 カメラを通しての、出演者の細かな表情や動き、つまりは「芝居」を、しっかりと把握しながらのミキシング。
 ここにも、「良い音」を収めるための貴重な情報が、沢山含まれているからです。