「見られない」「良い音」への工夫

2012年1月26日 実習風景,放送音響科

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 放送音響科1年生による、「ドラマ的!」実習授業、音声編。今日の1枚目は、この写真から。
 やや薄暗い所、そこに集まる学生を上から撮影したものですが、この場所、美術セットの裏側に作られた音声専用の工房。
 ドラマの音声収録には、「ガンマイク(後日紹介)」の他に、ワイヤレスピンマイクという、マイクヘッドが小さく設計されているマイクも、合わせて使用するのでが、このマイクに関わるグッズを置いたり加工したりするスペースなのです。
 関わるグッズとは、つまりは、カメラに写らないように、可能な限り「良い音」を収めるように、出演者が違和感を持たないようにするための道具。視聴者にマイクを絶対見せない、そのための様々な工夫が必要となります。
 
 2枚目の写真は、左手にワイヤレスの送信機、右手にマイクヘッドという構図。
 白く見ているのは、動いたり服が擦れたりすることによるノイズを抑えるためのものと、テープ。
 細かい、そして豊かなノウハウが伴います。
 
 3枚目の写真、出演者役の学生に、送信機を取り付けているところ。
 目立たさないように、落ちたりしないように、そして素早く・・・でしてね、大切な「環境づくり」に関する事も、学ぶのですね。