映像と波形の関係

2010年3月14日 HD機材設備,雑感


 写真は、VE(ビデオエンジニア)が座る前に、6式並んでいる、アストロデザイン社製、ウエーブフォームモニター「WM-3208」の1つの画面です。ウエーブフォーム・・つまり波形モニターでして、映像を客観的な数値(関数グラフ状)に表示させる装置。特にビデオエンジニアのスタッフが、映像信号を監視したり調整したりするうえで、欠かせないものです。
 ちょうど、写真右が撮影している映像、左の緑色の線のようなものが、その波形にあたります。 
 緑色のものが上にあるほど、輝度が高い(明るい)ことを示し、下にあるほど、輝度が低い(暗い)ことを示しています。
 波形は、横方向に、やや圧縮表示となっていますが、映像中の左にならぶ4つの白いボタンが、波形上の左上に、4つの緑色の固まりとして、見えていますよね。
 また、映像中、中央よりやや右側に見えている白い柱が、波形上、やや右にある、ひときわ濃い緑で、右斜め下に歪んでいる長方形のように見えています。